いよいよトランプが習近平を退治する!

宮崎正弘 石平 著
定 価:
本体920円+税
判 型:
新書判
ページ数:
232ページ
ISBN:
9784898317532
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米中の軍事対立、
貿易戦争はもはや不可避!

チャイナ・ウォッチャー二人の最新予測!
◉トランプはレーガンの再来? 南シナ海の中国の軍事進出に苛立ち国防費を増加
◉米国は貿易戦争でも、対中国通商強硬派を揃え中国を本気で潰す!
◉中国贔屓のキッシンジャー戦略は終焉した!
◉オバマ前大統領は、棍棒と肝っ玉が小さかった!
◉中国共産党の権力争奪は血みどろの闘いになる!
◉中国経済は突然機能不全になる!
◉安倍首相の行動履歴が示す対中包囲網の効果!

著者プロフィール

宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
評論家。1946年、石川県金沢市生まれ。早稲田大学中退。『日本学生新聞』編集長、月刊『浪漫』企画室長などを経て貿易会社を経営。1982年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以後、世界経済の裏側やワシントン、北京の内幕を描き、『ウォールストリート・ジャーナルで読む日本』『ウォール街・凄腕の男たち』などの話題作を次々に発表してきた。著書に『2015年 中国の真実』(ワックブンコ)、『中国大破綻』(PHP)、『中国崩壊で日本はこうなる』(李白社)、『日本が全体主義に陥る日』(ビジネス社)など多数。

石 平(せき・へい)
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書、第23回山本七平賞受賞)、『中国はもう終わっている』(徳間書店)、『なぜ中国人はこんなに残酷になれるのか』(ビジネス社)、『私はなぜ「中国」を捨てたのか』『最後は孤立して自壊する中国』(ワック)など多数。

目次

はじめに 米中戦争は不可避なのか? ─────────宮崎正弘

 

第一章 トランプ VS 習近平 仁義なき戦い

貿易戦で中国を潰す
オバマ政権は棍棒が小さかった
トランプが金正恩と対話?
安倍首相の行動履歴が示す対中国包囲網
中国が抱える導火線と火薬庫

 

第二章 中国が揺らすアジア・台湾・南シナ海

トランプと台湾総統の電話会談
トランプの「トランプ」は台湾カード
中国びいきのキッシンジャー時代の終わり
『遼寧』は空母とは呼べない
イギリスが太平洋に戻って来る
通州事件をユネスコの文化遺産に

 

第三章 世界中から嫌われる中国

警戒される中国企業の買収工作
嫌われる各国のチャイナタウン
中国に飲み込まれるアフリカの苦悩
バルト三国化するチベット・ウィグル・南モンゴル

第四章 中国の経済は突然機能不全になる

十年で四倍の賃金になった中国
みんなアメリカへ逃げる腹
マンション二、三軒持たねば人に非ず
ネズミの集団自殺
対外債務は無いとダマす中国
世界一の外貨準備は噓八百
中国の対外債務はほとんど不良債権
ガス抜きは対外戦争しかない

 

第五章 中国共産党の崩壊は近いのか

共産党の権力闘争のヤマ場は秋の党大会にあり
権力より強い権力機関・規律検査委員会
王岐山は「ビッグブラザー」になった?
国家主席・習近平の肩をポンポン
太子党すら習近平を見限った
習近平は「終身皇帝」を目指す?

 

第六章 安倍外交は岐路に立つ

中国と渡り合える政治家・安倍首相
アジアの将来はトランプ・安倍コンビが機軸
「中国の実情」を知らない欧米
北朝鮮は中国にとって対米カード

おわりに 正念場を迎えた中国共産党独裁体制 ──────石平

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