尖閣だけではない 沖縄が危ない!

尖閣だけではない

惠隆之介 著
定 価:
本体920円+税
判 型:
新書判
ページ数:
240ページ
ISBN:
9784898317549
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沖縄を覆う驚愕の真実

沖縄独立への衝撃のシナリオ。それを背後で操る中国。沖縄は文化的、経済的にも中国に侵食されだした。
このままだとチベットやウイグルのようになってしまう──
◉実は沖縄関連予算は合 せて一兆二千億円にのぼる
◉本当は住民の誘致で出来た米軍基地
◉皇室に助けられた戦前の沖縄……

著者プロフィール

1954年、沖縄コザ市生まれ。1978年、防衛大学校管理学専攻コースを卒業。海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。1982年、退官(二等海尉)。その後、琉球銀行勤務。1999年、退職。以降、ジャーナリズム活動に専念。著書に『中国が沖縄を奪う日』(幻冬社ルネッサンス新書)、『新・沖縄ノート 沖縄よ、甘えるな!』(ワック)など多数。『昭和天皇の艦長』(産経新聞出版)は昭和天皇天覧、「昭和天皇最晩年のご愛読書」と報道される(『文藝春秋』1997年10月号)。『海の武士道 DVD BOOK』(育鵬社)は山形県教育委員会中学道徳教科書教材に指定(2013年)、『海の武士道』(産経新聞出版)は海自幹部教育用図書に指定される。シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表。

目次

はじめに

 

第一章 中共に狙われる沖縄

1 変化の前兆

・中国の太平洋進出戦略

2 沖縄に迫る中国 沖縄独立と米軍撤退

・思想教育の一環として映画を見せる

・軍のナンバー2を汚職で摘発逮捕

・沖縄独立への衝撃のシナリオ

・巧妙な分断工作

 

第二章 沖縄は文化的には既に中国の隷下に

1「三跪九叩頭の礼」と、中国礼賛!

・「首里城祭」における異様な光景

・中国的儀式がなぜ沖縄で

2 「土人発言」への過剰反応

・元知事稲嶺惠一氏と仲井眞弘多氏の不可解な行動

3 琉球王国の実態

・「土人」「シナ人」発言の真意

 

第三章 皇室に助けられた沖縄

1 明治天皇は沖縄解放の最高功労者

・時代に取り残される沖縄

・沖縄県民の〝慈父〟として

・県民に慕われた北条侍従!

・沖縄の私企業に助成金を賜る

・皇室の温情に甘えを警戒

2 破壊される天皇の橋

・沖縄左翼に譲歩を重ねてきた戦後

・皇太子沖縄寄港の歓喜

 

第四章 米軍の対日不満は限界

1 米国からの警告

・公然と介入を始めている中国

・米軍司令官の日本不信

2 逆走する沖縄県

3 在沖米軍軍人の不満も限界

4 日米地位協定改定は必要ない

 

第五章 こうして親米感情は消滅させられた

1 改竄される戦後史

・サンフランシスコ講和条約を全面支持した沖縄住民

・沖縄地元メディアは中国の宣伝機関

・かつては親米親日だった

2 「沖縄の慈父」と称されたオグデン陸軍少将

・米国の投資下でインフラが発展していく沖縄

・生活が飛躍的に向上していく沖縄

・「オグデン米陸軍少将を永く沖縄に」

・壮観な送別会

3 石垣高等弁務官代理ワーレン陸軍少佐の場合

・医療も米国の支援があった

第六章 沖縄県民は純然たる日本国民だ!

1『琉球リポート』の真実

・マシュー・ペリー提督の『琉球リポート』

・「琉球王国」への幻想を求める沖縄

・中国帰化人に支配されていた琉球王国

2 島ぐるみ闘争の虚実

・冷戦下の沖縄

・プライス勧告と「四原則」

・四原則貫徹運動は崩壊する

・瀬長市長のリコール騒動

・二分される世論

3「自治神話論」の背景 キャラウェイ中将は米国版黄門様だった!

・「反基地運動」の萌芽

・「キャラウェイ・スマイル」が沖縄の流行語に

4 日本経済を凌駕していた沖縄

・県民に欠落する勤勉性

・「驚異的な戦後の沖縄の発展」

・本土人の印象

 

第七章 世界を翻弄する沖縄ドグマ

1 基地を巡る狂騒曲

・なんと一兆二千億円の国費が沖縄に

・辺野古闘争

・基地誘致運動

・キャンプ・シュワーブの完成

・ドルをつかむために

・海兵隊基地開設で好景気に

2 住民は血液まで米海兵隊に依存した

・沖縄戦の償いだ!

3 「牧場」と呼ばれた普天間基地

・普天間基地の来歴

・都市部落(集落)の誕生

・キャンプ・シュワーブのその後

・米国援助で沖縄学童の身長増

・今も残る米国統治時代のレガシー

 

おわりに

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