九十歳まで働く!

郡山史郎 著
定 価:
本体920円+税
判 型:
新書判
ページ数:
192ページ
ISBN:
9784898317594
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出井伸之と社長レースを
争ったこともある(?)、
NHK「プロジェクトX」にも登場した
元ソニー役員が傘寿(80歳)を超えて、
まだ働くのはなぜか──

シルバー世代(後期高齢者)による
画期的な「就活・終活・仕事」論
20代、30代よ、人生後半戦は楽しいよ!
40代、50代よ、定年なんか怖くないよ!
60代、70代よ、君たちはまだ若いよ!──と言いたい!

「この本は、後半戦にチャレンジしていくことになる後輩たちへのエールのつもりだが、前半戦をいま戦っている人たちにも是非読んでいただきたい。マラソンは折り返し地点で終りではない。人生の勝負はゴールで決まる」

定年後やってはいけない十戒→①学校に行く②資格を取る③語学の勉強をする④ジムに行く⑤葬式に行く⑥本を書く⑦勲章を貰う⑧NPOに参加⑨会社を創る⑩勝負事をする。
さて、定年後やるべきことは……(本書をお読みください)

「古稀」「還暦」どころか「傘寿」を超えて「米寿」「白寿」「百寿」まで働くために――誰も気付かなかった人生哲学の書──
ビジネスマンの人生は、20代から定年(60歳)までの40年と、定年後の60代から百歳(少なくとも九十歳) までの40年とに分けられる。前半(表)と後半(裏)の人生、どちらも「勝ち戦」にするにはどう働くべきか───。

著者プロフィール

1935年生まれ。「シーフォーム」社長。
1958年一橋大学経済学部卒業。伊藤忠商事を経て、1959年ソニー入社。
1973年米国のシンガー社に転職後、1981年ソニーに再入社、1985年取締役、1990年常務取締役、1995年ソニーPCL社長、2000年同社会長、2002年ソニー顧問を歴任。2004年2月CEAFOMを設立し、代表取締役に就任。プロ経営幹部の派遣・紹介を通して、優れた人材の流動化を推進し、企業の経営改善が効率的に行なわれ業績が向上すること、また、プロ経営幹部が十分に能力を発揮し充実した人生を送ることを目指している。社名の「シーフォーム」(CEAFOM)は、「Corporate Executives' Agency For Organized Mobility」の頭文字を集めたもの。著書『ソニーが挑んだ復讐戦──日本再建の軌跡』(プラネット出版)

目次

序章「わがソニー時代」を振り返れば……

英国ゴルフ場で知らされた社長人事/大賀はフィクションの名人/老人に絶望はありえない/闇から闇に葬られた失敗事業

 

第一章「下り線」の窓からの景色

社長は「忘年会の幹事」程度のもの/もしもソニーの社長になっていたら……/「さらばソニー」とはならず?/愛しき「子会社」で給与削減に?/ソニーの元常務がハローワークに日参?/キリストとしての井深大の下に/会津出身の井深は薩摩人を嫌ったか?/「会社は入るところで、やめるところではない」/人間にも会社にも「国籍」がある

 

第二章「還暦」&「古稀」からの人生再稼働

「さくら」としてヘッドハンターお狩場に参加?/「古稀」間近の私は見向きもされなくなった/日本には役立つ「ビジネス・スクール」がない/「年寄り労働者」は「体」より「頭」を使え/松下幸之助は成功した「ビジネスマン」?/シルバー世代には選択肢がない?

第三章「シルバー男」が「新入社員」として入社し試行錯誤の日々

「新入社員は口を慎むべし」/パソコンにギブアップ?/新入社員二年目で「子会社社長」「監査役」に抜擢される?/やはり「新入社員」は無理だった…/もう一度「集中排除法」を作りたい/「お払い箱」になる寸前に光明が…/「組織的転職凍結」から「組織的転職解放」へ/「ひとのやらないこと」は「もうからない仕事」だった/「高齢者の再就職に関する、組織的、効果的活動は不可能である」/人材紹介業では、受注は極めてやさしい/「社長ができる」あるいは「社長をやりたい」人ばかり/学歴と転職回数を重視する愚かさ/かくて私は、また受注に成功し、納入に失敗する

 

第四章「傘寿」を超えて「米寿」「白寿」「百寿」まで働くために

役立たない「健康食品」の数々/悪しき家父長制の名残り/高齢者に「金」と「友人」は不要か?/なぜ六十歳以上の「ビジネスマン」はいないのか?/人材紹介は不動産の紹介とは違う/「求職者」が金を払う例外とは/高齢者は「社長」になるのが一番だ?/「高齢」だから偉いのではない/高齢者には「教養」「教育」が必要?/高齢者にとって「十の戒め」とは/十の薦め/「あせらない、おそれない、あきらめない、笑顔でやること」

 

あとがきに代えて

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