「浮気」を「不倫」と呼ぶな

川村二郎 竹内久美子 著
定 価:
本体920円+税
判 型:
新書判
ページ数:
200ページ
ISBN:
9784898317860
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川村二郎
日本型リベラルの正体とは……良く言えば現実離れをした空理空論を弄ぶ子供、悪く言えば無責任でいざとなると逃げ隠れする卑怯者。

竹内久美子
平等とは……モテない自分にも女を平等に分け与えよという意味、貧富の差がないとは、稼ぎのいい男が妬ましいから格差をなくせという意味。

川村二郎
タテマエは子供のもの、ホンネは大人の世界:何でもかんでも平等を求めるのが子供なら、文化遺産が権力者の遺物で、人間が平等なのは、法の前だけであることを知っているのが大人である。

竹内久美子
長年にわたり学界に巣くい、腹立ち、呆れ、うんざりし続けている連中の正体:科学的事実の前に思想があり、思想のためなら捏造、改竄、隠蔽もいとわない、時には研究妨害をもする。

著者プロフィール

川村二郎(かわむら・じろう)
1941年、東京生まれ。文筆家。慶應義塾大学経済学部卒。『週刊朝日』編集長、朝日新聞編集委員などを歴任。『学はあってもバカはバカ』(ワック)、『王貞治のホームラン人生』(朝日新聞社)、『いまなぜ白洲正子なのか』(新潮文庫)、『夕日になる前に─だから朝日は嫌われる』(かまくら春秋社)、『孤高─国語学者大野晋の生涯』(集英社文庫)、『社会人としての言葉の流儀』(東京書籍)など著書多数。

竹内久美子(たけうち・くみこ)
1956年、愛知県生まれ。1979年、京都大学理学部卒。同大学院で動物行動学専攻。1992年、『そんなバカな! 遺伝子と神について』(文春文庫)で第8回講談社出版文化賞「科学出版賞」受賞。ほかに『浮気人類進化論─きびしい社会といいかげんな社会』(晶文社・文春文庫)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(ワニブックス)、『同性愛の謎─なぜクラスに一人いるのか』(文春新書)など著書多数。

目次

はじめに——朝日の好きな「リベラル」の正体見たり〝枯れ尾花〟 川村二郎 

 

第一講 「日本型リベラル」は睾丸の小さな男子ばかり?

貧富の差を叫ぶモテない男

朝日の嫌う「慰安婦」は必要悪だった!?

外見こそ中身を知る手がかり

浮気で人間の脳が発達?

女性はなぜ女性っぽい顔の男を好むのか

女はジャニーズ系〝羽生結弦〟がお好き

 〝チャラい男〟の精子は〝質〟がよく精子競争で勝つ

 「ジェンダーフリー」は間違っている

 「ガキ大将」がイジメられっ子を守る

西郷どんとトランプは睾丸が大きい?

同性愛者は四%も確実にいる

 「日本型リベラル」の真相は何か

睾丸が小さい男はなりやすい!!  

第二講 女の浮気は、かくも恐ろしく罪深い

 「浮気」を「不倫」と呼ぶな

オシドリは浮気鳥だった!!

巧妙な女性の浮気手口

 『恋に落ちて』に見る男女の浮気観の違い

 〝大沢樹生・喜多嶋舞〟騒動は「やっぱりね」(笑)

コンドームが日本人を弱くした!

母親が子供を殺す理由

 「年上の女」とセックスを練習しろ

セクハラしても不快感を与えない男

 

第三講 同性愛にも〝生産性〟あり!?

同性愛は特殊な現象ではない

間接的に育てる同性愛者

男性同性愛者の脳は女性的

男の同性愛者は二十五人に一人はいる

 「種の保存」より「遺伝子を残す」が大事

LGBTをことさら持ち上げる風潮への疑問

 「いやよいやよも好きのうち」は性差別用語?

浮気は男の繁殖戦略

皇室が連綿と受け継がれた理由

良くなるばかりではない「進化」の実態

美人は生殖能力が高い

LGBTには「生産性」がある

 

第四講 トランプ大統領のネクタイはなぜ赤い

人は「赤」を見ると印象が変わる

トランプのネクタイはなぜいつも「赤」なのか

 「サムライ・レッド」にすればサッカーWCも勝てる!?

血液型と性格との関連はある

人間は孤独で生きられない

フェミニストと専業主婦の違いとは

 「家族」は戦うための必要な単位

 「麻原彰晃」とメスゴリラ「ココ」の違いとは

 「ハレ」と「ケ」・「儀式」と「無礼講」

トランプと中国は現代の黒船だ

補講① タバコは脳に働いて人を幸せにします 竹内久美子

 「タバコがないと原稿が書けない」人がいる

吸っておいしいのはタバコと乳首とマックシェイク

科学とタバコと男と女

補講② 不美人と煙草のみはなぜ嫌われるのか 川村二郎

LGBTよりsmoker差別が問題

不美人はジェンダー派になる?

 「顔つきは作るもの」「人は見た目がすべて」

 

おわりに——無知でリベラルな団塊世代よ、目覚めなさい! 竹内久美子

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