ロジカル面接術 2023年度版

津田久資、下川美奈 著
定 価:
本体1300円+税
判 型:
ページ数:
216ページ
ISBN:
9784898314999
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本書は、「オンライン就活に絶大な威力」を発揮する一冊です!

面接は、対面もオンラインも自分を売り込む戦略活動です→だからマーケティングの専門家が教えます。
自己PRは自分への取材活動です→だから現役のベテラン報道記者が教えます。

著者プロフィール

津田久資(つだ ひさし)
1958年生まれ。東京大学法学部、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業。博報堂、ボストン・コンサルティング・グループ、チューリッヒ保険で一貫して、新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案、実行にあたる。株式会社コンテンツ3監査役、August-a㈱代表(現・相談役)として、各社のコンサルティング業務に従事。また、マネジメントスクールや多数の企業内研修会において、ビジネスパーソンの論理的思考、戦略的思考の啓蒙にあたっている。著書に『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』(ダイヤモンド社)、『超MBA式 ロジカル問題解決』(PHP研究所)、『出来る人ほど情報収集はしないもの! 』(ワック)などがある。雑誌「THE 21」「東洋経済」などへの寄稿も多数。

下川美奈(しもかわ みな)
1972年生まれ。日本テレビ報道局社会部副部長兼解説委員。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本テレビ入社。報道局で警視庁クラブ、国税庁クラブ、社会部遊軍、警察庁クラブ、『ニュースプラス1』ディレクターなどを経て、女性初の警視庁クラブキャップに。その後、社会部デスクと兼務で、キャスターとして情報番組『スッキリ!!』『情報ライブ ミヤネ屋』『深層NEWS』を担当。2017年10月からはリニューアルした『スッキリ』のコメンテーターとしても活躍している。著書に『テレビ報道記者』(ワック)がある。

ゲスト・瀧本博史(たきもと ひろし)
キャリコンリンク合同会社代表。年間約2000件の職業相談を行なっている現役のキャリアコンサルタント。学校法人で就職課の責任者として務めた後、2012年より地方自治体の職業相談員を機にキャリアコンサルティングを専門とした活動を開始する。25年以上の実務経験をもとにした「時代の流れをくむ就職・面接指導」を得意とし、国立大学の特任講師や大学内での就職講演も担当。2015年から支援を行っている箱根駅伝常連校の大学では、相談予約開始と同時にいっぱいとなる「行列ができるキャリアコンサルタント」として、著名企業や国家公務員などの内定者数を毎年塗り替えてきた。著書に『オンライン就活は面接が9割』(青春出版社)がある。

目次

はじめに アフターコロナの時代こそ、ロジカルな人材が求められる

第1章 ロジカル面接術は、オンライン面接にも、強く、応用が利く

エントリーシートや面接で必ず聞かれる二大テーマ

勘違いした自己PRと志望動機

経営環境が変化し、企業は利益追求型に

新卒は三年以内に利益を出せ

ロジカル思考で志望動機と自己PRを作るメリット

第1章 ロジカルポイント

 

第2章 ロジカルな人間は面接でもコミュニケーション力を発揮!

ビジネスマンに必要な三つの能力

筆者も零点だったクリエイティブ試験

内定を取りたいなら、三つの能力があることを示せ

特に重要なのがコミュニケーション力

コミュニケーション力は実力が赤裸々に露呈

質問の意味がわからなかったら、面接官に確認

自分の意見にこだわり過ぎるな

面接に勝ち負けはない

面接では視線を下に落とさず、場の空気を読み取れ

「起承転結」は面接に不向き

結論を先に述べたほうが面接官も理解しやすい

話し方の巧拙や声の出し方も合否に影響する

学生という立場を弁えないと受からない

第2章 ロジカルポイント

報道デスクの目1 客観的に見ていますか?

 

第3章 報道記者直伝! 自己PR作成のための五つのステップ

自己分析は「自分への取材活動」と考えよ

自分への先入観を捨てて情報収集

自分の情報を文章化することが大事

●ワークシート● 自分取材のための手がかり

しっかり考えて自分に関する情報を取捨選択せよ

演出によって平凡なエピソードを具体的かつ魅力的に

筆者が就職活動で使った自己PRの題材とは

●ワークシート● エピソードの中に「能力」を見つける

エピソードを盛り込み過ぎると逆効果

自分の情報を原稿化するための四つのポイント

ニュース原稿を参考にして、自己PRの内容や構成を考えよう

結論を凝縮した「リード」を冒頭に入れよう

こうやって自己PRをアレンジしよう

●ワークシート● 重要なポイントをストーリー化する

●ワークシート● 基本の1分原稿を作る

第3章 ロジカルポイント

報道デスクの目2 報道にとって大事な情報源とは?

 

第4章 自分取材と会社取材で、面接官も納得の志望動機ができる!

能力の証明に加えて必要な「何か」とは

熱意を持っていても、その会社に合っているとは限らない

企業研究は漠然とやってはいけない

企業研究では、まず企業の戦略を押さえろ

企業の「あるべき姿」を知るための資料

自分が入りたい事業部の戦略を徹底研究してもよい

事業戦略を分析するポイント

人事の機能別戦略だけは必ず確認せよ

志望動機は、企業研究と自己PRを合わせて作る

これが筆者の日テレ用の志望動機だ 

●ワークシート● 会社取材のための手がかり

自分のプレゼンを録って、繰り返し面接の練習をしよう

第4章 ロジカルポイント

報道デスクの目3 男と女は同じではない!

 

第5章 報道記者が直接指導! 学生二人の「自分取材」実録

早稲田大学 水野真理さん(仮名)の自分取材

面接官は一般論や経験の羅列を聞きたいのではない

抽象的な言葉は、エピソードを肉付けして具体化せよ

立教大学 芹澤浩之君(仮名)の自分取材

自己分析が足りないと、浅はかさが出てしまう

面接の時間を一秒たりとも無駄にするな

第5章 ロジカルポイント

●ワークシート● あなたの自己PRと志望動機

 

おわりに アフターコロナ時代に「自分」を見出すために──

特別寄稿 アフターコロナ時代の「オンライン就活」は面接が決め手! 瀧本博史

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