・「積弊清算」「反日(徴用工)判決は国際法無視ナチスのユダヤ人差別に匹敵する韓国の日本人苛め
・韓国政府の言うことは「大本営」発表以下
・文在寅政権が北東アジアの平和を破壊する!
・総会屋のような「反日市民」団体が跋扈している
・日本政府は喧嘩を恐れず、はっきり言うべきだ
著者プロフィール
李相哲(り・そうてつ)
1959年、中国黒竜江省生まれ。龍谷大学教授。専門は東アジアの近代史・メディア史。中国紙記者をへて87年に来日。上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士)。中国の旧満洲・日本統治時代の朝鮮半島の新聞史や、現代の韓国・北朝鮮情勢を分析した論文や著書が多い。著書に『朴槿恵〈パク・クネ〉の挑戦 ムクゲの花が咲くとき』(中央公論新社)、『金正日秘録 なぜ正恩体制は崩壊しないのか』(産経新聞出版)など多数。日本国籍。
武藤正敏(むとう・まさとし)
1948年生まれ。東京都出身。横浜国立大学卒業後、外務省入省。韓国語研修の後、在大韓民国日本国大使館勤務。参事官、公使を歴任。前後してアジア局北東アジア課長、在オーストラリア日本大使館公使、在ホノルル総領事、在クウェート特命全権大使などを務めた後、2010年、在大韓民国特命全権大使に就任。2012年退官。著書に『日韓対立の真相』『韓国人に生まれなくてよかった』(ともに悟空出版)などがある。
目次
はじめに——南北朝鮮、このまま放置して良いのか 李相哲
◆第1章 文在寅は「金正恩の首席報道官」
「北朝鮮は非核化の意思なし」を露呈した首脳会談
平壌郊外の降仙がバレて驚愕した北朝鮮
「裸の王様」金正恩は、トランプを見誤った
安倍首相が妨害したから物別れになったと騒ぐ韓国
「三・一」百周年演説に見る文在寅の底意に注意せよ
◆第2章 「積弊清算」で事実を捻じ曲げる韓国
文在寅の任期後半は最悪の治世となりしか
日本を軽視しているから、「天皇謝罪発言」などが出る
元徴用工問題で韓国は孤立する
ナチスのユダヤ人差別に匹敵する韓国の日本人差別
レーダー照射は日本を敵とみなしているから
韓国政府の言うことは「大本営」発表以下
今の問題を過去と無理やりつなげる韓国
「総会屋」のような市民団体が跋扈している
司法に介入する文在寅政権
文大統領は「ちゃぶ台返し」がお得意!
すべての起点は「日本が植民地統治をしたから」
文在寅政権とは、もう取り引きはできない
「反日」に反論出来ない韓国保守派のディレンマ
文在寅は「似非人権弁護士」
日米韓から北朝鮮、中国と組んだ安保戦略に転換
◆第3章 文在寅の恐怖政治の実体
朴槿惠は「正しい生活少女」
朴槿惠は陥れられた
朴槿惠はお姫さまだった
朴槿惠の復活はありえない
なぜ朴槿惠は日本より中国を優先したのか
韓国の外交は今や非常識
韓国外交部は機能不全状態
韓国から逃げるインテリ層
北朝鮮のエリート層は韓国に亡命したがらない
軍の中枢もすでに文在寅によって「赤化」が進展
要職の七割は左派出身
恐怖政治を隠す文在寅のショー政治
巧妙に進める文在寅の粛清
朴槿惠とは対照的に文在寅は側近にうまい汁を吸わせている
北の影響で左派がはびこる
◆第4章 韓国は北朝鮮に呑み込まれる
最低賃金引き上げで耐えられなくなる韓国企業
政権中枢は無能な「三八六世代」で占められている
見せびらかしたいために金正恩を韓国に呼びたい文在寅
文在寅は平気で噓をつく
文在寅はトランプをミスリードした
今や南北統一の方向を止められない
北朝鮮と韓国は同じ穴のムジナ
北朝鮮経済はいま追い詰められている
文在寅は北朝鮮にカネを運んだ?
次々と上がる北朝鮮援助疑惑
文在寅政権は確信的な親北朝鮮
北朝鮮の核は韓国に向いている?
統一されたら最初に粛清されるのは文在寅
◆第5章 なぜ韓国はつねに「反日」「親北朝鮮」なのか
韓国人は本当に「反日」を望んでいるのか
韓国国民は、なぜ「親北朝鮮」なのか
日本人には理解できない韓国人の北朝鮮へのシンパシー
北朝鮮の「現実」はどこまで韓国国民に伝わっているか?
韓国人は感情で考える
韓国社会を動かす「ウリ」の意識
文在寅政権で韓国人はみんな不幸になる
◆第6章 文在寅政権を倒す秘策とは?
国民の感情に訴えないと変わらない
国際世論に訴えて、韓国を制裁対象にする
日本は喧嘩を恐れず、はっきり言うべき
韓国の制裁やぶりの事実
もはや文在寅を止めるしかない
黄教安が次期大統領になれば……
第三回目の米朝会談は開催できない?
制裁をさらに強める
文在寅はどう動くか
日本はアメリカと協力してやっていくしかない
おわりに——文在寅政権の独走を止めよう 武藤正敏