こんなに借金大国・中国 習近平は自滅へ!

宮崎正弘・石平 著
定 価:
本体920円+税
判 型:
新書判
ページ数:
256ページ
ISBN:
9784898318003
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チャイナ・ウォッチャー二人の最新予測!
米中貿易戦争で「中国製造2025」「一帯一路」は破綻!
中国は、GDP(国内総生産)の10倍・9700兆円の負債を抱えて四苦八苦
世界の「情報覇権」を狙うファーウェイ(国策スパイ企業)
トランプは本気で中国5Gを排除・撃滅する覚悟だ
習近平も「一族の利益優先」の宗族主義を実践している
ヒトラーのユダヤ虐殺に匹敵する習近平のウイグル虐待
追い込まれた中国。日本は中国経済の破綻に備えよ

宮崎正弘
米中貿易戦争は、中国打倒のための総合戦・米中冷戦の段階に移った。「中国製造2025」を破産させるための戦争は「中国共産党が潰えるまで続く」(ルトワック)ことになる!
石 平
中国共産党政権は人民と民主主義の敵であり、文明世界の不倶戴天の敵だ。香港市民や若者たちと共に戦い、北京にある文明の敵との総決戦を敢行していくべきではないのか。

著者プロフィール

宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
評論家。1946年、石川県金沢市生まれ。早稲田大学中退。『日本学生新聞』編集長、月刊『浪漫』企画室長などを経て貿易会社を経営。1982年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以後、世界経済の裏側やワシントン、北京の内幕を描き、『ウォールストリート・ジャーナルで読む日本』『ウォール街・凄腕の男たち』などの話題作を次々に発表してきた。著書に『いよいよトランプが習近平を退治する!』(ワック)、『アジアの覇者は誰か 習近平か、いやトランプと安倍だ!』(石平氏との共著、ワック)、『地図にない国を行く』(海竜社)など多数。

石 平(せき・へい)
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書、第23回山本七平賞受賞)、『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』『中国をつくった12人の悪党たち』(PHP新書)、『私はなぜ「中国」を捨てたのか』『最後は孤立して自壊する中国』(ワック)、『アジアの覇者は誰か 習近平か、いやトランプと安倍だ!』(宮崎正弘氏との共著、ワック)など多数。

目次

はじめに——追い込まれた中国、深刻な危機 宮崎正弘

 

第一章 「張り子の虎」だった中国・習近平体制

 

「中国製造2025」から「中国自滅2025」へ

習近平の命乞いもフィナーレ

中国の対米「報復関税」は国内向けの見せかけだけ

泥船と化す中国から逃げ出す日本企業

アメリカ市民を心配する中国は「ダチョウ国家」となった

習近平の態度急変の背景に何があったか

中国は米国債を売却できない

人民元安で追加関税に対抗できるか

「一帯一路」も自動車産業もお先真っ暗の中国経済

新車が買えなくなった中国人消費者

「サラ金国家・中国」の罠に注意せよ!

だから、パキスタンでは中国人を狙ったテロが続発

トランプの兵糧攻めで「一帯一路」は自滅・自死の一途

二十一世紀の「長征」と宴会三昧で抵抗するノーテンキな習近平

「汚い中国許すまじ」は米国タカ派&ハト派共通の認識

マルクス・神頼みの政治運営

藁(日本)にすがる習近平

 

第二章 侵略国家中国は、ソ連同様「人権」で滅びる

 

「ユダヤ虐待・ヒトラー」&「ウイグル虐待・習近平」

「大躍進」「文革」の恐怖が再び襲う

ファーウェイの「スマホ」は、ヒトラーより恐ろしい「新疆モデル」を拡大

ラビア・カーディルがノーベル平和賞を取れば

内外で相次ぐ中国憎しのテロに頭をかかえる中共

アジアでの反中国包囲網が形成されつつある!

プーチンと習近平の「握手」はナンセンス

習近平の〝ほら吹き・外貨ばらまき〟外交の終焉

毛沢東・文革時代に逆戻り

鄭和の南海遠征と酷似する「一帯一路」

有能な側近・王岐山を遠ざける理由とは

王滬寧はラスプーチンもびっくりの危険なブレーン

「周恩来」の役どころのブレーンがいればまだしも!

習近平は「字」が読めないという国家機密を漏らすと

 

第三章 儒教と孔子の違いから分かる中国の真実

 

孔子の教えと儒教とは全く無関係

皇帝の尊厳を守るために儒教が活用された

伝統的な権威付けに孔子が使われた

儒者は、冠婚葬祭を取り仕切っていただけの人

『論語』に強制的なルールはない

日本は仏教を選び、なぜ儒教を捨てたのか

親子関係に口を出す儒教は危険思想

文化大革命の悪しき影響をモロに受けた習近平

「孔子平和賞」を狙う鳩山由紀夫サンは謝罪行脚

「論語」の注釈本を中国の研究者が日本で蒐集

儒教は人間に冷淡

言動一致の「陽明学」は明治維新の立役者

 

第四章 中国社会をいまも支配する「宗族主義」「一族イズム」が腐敗の根源

 

習近平も親、一族の利益が最優先

宗廟が栄えている中国

社会福祉的な役目を担う

自分たちを守ってくれるのが「宗族」

習近平は「宗族政治」をやっている

リベラルな大学教授も研究費を懐に入れて平気

ファーウェイにも「宗族の論理」が生きている

5Gを中国が先行したら最大の脅威を迎えるアメリカ

中国海軍は「張り子の虎」でしかない

ファーウェイは国策企業

盗まれる日本の国家機密

台湾は中国に呑み込まれるか?

鴻海はどうして急成長遂げたのか

中国企業は後継者難に陥っている

習近平夫人が「国家主席」となる日は来るか

「雌鳥(習夫人)歌えば家(中国共産党)滅ぶ」

 

第五章 中国経済破綻に備えよ

 

中国の借金は麻薬付けで逃れられない

もうどうにもならない高速鉄道建設

ツケはすべて習近平に回せばいい

風力発電が風がなくて回らないから電気で回してみせる

安く作れない「メイド・イン・チャイナ」は魅力消滅

企業の海外資産売却が加速

「一帯一路」プロジェクトの失敗が重なる

中国不動産の時価総額はべら棒な数字

アメリカ「MMT」理論は中国で破綻する?

退役軍人の怒りは収まらず

恐ろしい中国の原子力発電所

 

おわりに——香港の若者たちに続こうではないか! 石 平

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