NHK解体新書 朝日より酷いメディアとの「我が闘争」

有馬哲夫 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書判
ページ数:
296ページ
ISBN:
9784898318119
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これがNHKの真実だ!

・NHKは「盗作・盗用」やりたい放題!
・戦前・戦中は軍部、戦後は占領軍に盲従
・「原爆の日」を「平和の日」に変えた
・「放送法」違反を繰り返す常習犯
・日本人の「歴史認識」をミスリードする
・エリートが作ってヤクザが集金する
(出版社より)先日のNHKの自称「スクープ」こと、田島道治(初代宮内庁長官)の昭和天皇「拝謁記」新発見は、先行研究をしていた加藤恭子さんの業績を盗んだというか焼き直した程度のもの。

著者プロフィール

1953年(昭和28年)生まれ。早稲田大学教授。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位収得。1993年ミズリー大学客員教授、2005年メリーランド大学客員研究員。著書に『児玉誉士夫 巨魁の昭和史』(文春新書)、『原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史』『原爆 私たちは何も知らなかった』『こうして歴史問題は捏造される』(新潮新書)などがある。

目次

はじめに NHKから国民を守るためにすべきこと

「N国党」結党目的に追加すべきもの

NHKの田島道治「拝謁記」スクープは先行研究の「盗作・盗用」

学者ならクビになりかねない倫理違反をNHKはした

学者なら「先行研究」に触れないNHKに忖度してはいけない

教員・研究者なら懲戒免職、学生なら停学、NHK職員なら?

 

第1章 私はなぜNHKを訴えたのか

私は詐欺にあった

最初は、床に額をなすりつけるようにアプローチしてきた

「米国立第二公文書館」に行ったことがあるのか?

「監修」という条件で引き受ける

「監修」と「取材協力者」との違いとは

NHKに「約束」という言葉はない 

「釣った魚にはエサはやらない」ということか

出演していないのに「出演料」でごまかすNHK

追い詰められたNHKは「上から目線」に豹変した

泣き寝入りはしないぞとNHKを訴えた

NHK法務部は消耗戦に持ち込んできた

「三百代言」を繰り返すNHK側の弁護士

NHK法務部への反論

「口止め料を払うから黙れ」との和解条件?

「組織暴力の資金源」は「受信契約者のみなさま」の受信料

 

第2章 NHKの「盗作・盗用」はやりたい放題

NHKは裁判敗北後も私の著作を盗作

他人のアイデアをあたかも自分のものと主張するのは盗作・盗用

コンピュータの「類似度判定」で盗作か否かは判定可能

NHK番組は「類似度判定」でアウトになった

NHKが開発した「原作かくし」のテクニック

歴史研究に対する許しがたい冒瀆を繰り返すNHK取材班

NHKは『原爆―私たちはなにも知らなかった』を読んでいた

まだまだある---盗作・盗用のオンパレード

歴史番組で「ドラマ仕立て」にするのは背信行為

「原作かくし」で「著作権NHK」のクレジットを正当化  

NHK番組製作スタッフの皆さん、「まともな人間」になってください

 

第3章 戦前・戦中は軍部、戦後は占領軍に盲従

NHKだけが明確にしていない「戦争責任」

戦中は大本営発表、戦後はWGIPをたれ流し

保身のためなら何にでも乗り換える

WGIP的DNAはいまも残っている

 

第4章 「原爆」を「平和」に変えた

「八月六日」は広島では「平和祭」をやる日だった?

なぜ「原爆」を「平和」と置き換えるようになったのか

置き換えに決定的役割を果たしたのはNHK

戦争犯罪(残虐行為)をなかったことにする「WGIP」の洗脳工作

 

第5章 NHKは放送法違反を繰り返す

またしても「放送法違反」を繰り返したNHKの原爆番組

「賛成派」と「仕方なかった派」ばかりを紹介

アメリカでは「原爆投下は正当だった」回答が激減している

 

第6章 日本人の「歴史認識」をミスリードしている

間違った歴史観を植え付ける

「作るべき歴史番組」をなぜ作らないのか

奇をてらって歴史をねじ曲げるのがお得意

NHKが捏造した「ヤルタ緊急電」

アメリカにあるものをイギリスから見つけても「新資料」とはならない

NHKは「字幕と吹き替え」を使って歴史を捏造する

贔屓の学者を使って手間をかけずに安直に作る

思いつきの「番組企画」にあわせて歴史をねじ曲げる

またしても「原作かくし」

ETV特集「ヒロシマ 爆心地の原子力平和利用博覧会」も盗作・盗用 

「ハイエナNHK」への提言

 

第7章 「偽りのヒーロー」をでっちあげるのがお好き

ポツダム宣言を黙殺した鈴木貫太郎はヒーローではない

鈴木は日本を破滅に導こうとしていた

グルーはポツダム宣言を捨てようとしていた

最も重要な「皇室維持条項メモ」を完全に無視

歴史をお手軽に脚色するな

 

第8章 「エリートが作ってやくざが集金する」組織か

「NHK集金人」の恐るべき受信料徴収の論理

占領軍はNHKの廃止を考えていた

NHKの独占を打破するために民間放送を作った

受信料規定は「放送法の父」でさえ反対だった

日本文化のためにも今のNHKは廃止すべし

 

おわりに NHKを解体するための処方箋

「NHKをほとんど見ていないという実態」を直視せよ

公共の電波を使う放送局はみな「公共財」

日本のテレビ番組は先進国のなかでも最低レヴェル

「メディア公社」設立の勧め

「日本版FCC」の設置のすすめ

 

巻末資料

初出一覧

 

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