覇権・監視国家──世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる

覇権・監視国家──

河添 恵子 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書版
ページ数:
224ページ
ISBN:
9784898318164
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オーウェルが危惧した「1984」的な世界支配を企む中華帝国。
だが、その野望に気付いた自由世界の反撃が始まった。
日本はその先頭に立つべきだ!

中共政権は21世紀のナチス(チャイナチ)だ!
●臓器収奪は21世紀のジェノサイド
●香港は天安門虐殺の再現の場となる?
●ウイグル、チベット、台湾を救え
●米英同盟と中国共産党の最終決戦
●「スパイ国家」に牛耳られる西側世界
●5G覇権・ファーウェイの野望を阻止せよ

著者プロフィール

ノンフィクション作家、一般社団法人新しい歴史教科書をつくる会理事・女子部共同代表、一般社団法人美し国なでしこオピニオンの会顧問。1963年千葉県松戸市生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、1986年より北京外国語学院、1987年より遼寧師範大学(大連)へ留学。2010年の『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)はAmazon〈中国〉〈社会学概論〉の2部門で半年以上、1位を記録。その他、『米中新冷戦の正体』(馬渕睦夫氏との共著)(ワニブックス)はAmazonの〈中国の地理・地域研究〉で1位、『中国・中国人の品性』(宮崎正弘氏との共著)(WAC BUNKO)はAmazonの〈中国〉で1位、『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)、『世界はこれほど日本が好き №1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」』(祥伝社黄金文庫)、学研の世界の学校関連図鑑(47冊)など。報道番組でのコメンテーターとしての出演も多数。ネットTV(林原チャンネル・チャンネル桜)にレギュラー出演中。

目次

序章 アメリカの中国共産党潰しの本気度と米英同盟の新時代

「G2時代」は数年で死語に

共産主義の思想と戦ってきたアメリカ

共産主義犠牲者の国民的記念日を宣言

CPDの目的は「中国共産党政権を潰すため」

欧州議会も「動いた」

脱「キッシンジャーの呪縛」

四十五回「統一」に言及

半導体産業の集積地、台湾はアメリカの核心的利益

「一帯一路」構想は東インド会社のサル真似

エリザベス女王様の「失礼だった」発言

イギリスは植民地を失ったままで終わらない

 

第一章 香港デモは、米英vs中国の代理戦争。そして「天安門虐殺」の再来か?

香港デモは戦争の「可視化」

戦々恐々とする習近平

米議会が中国包囲網に

腰の引けた日本のメディア報道

デモ参加者に混ざって中国共産党のスパイが監視

〝持っている者〟と〝持っていない者〟の二極化

二〇一四年を境に分かれた台湾と香港の〝明暗〟

習近平を引きずり下ろしたい勢力

香港の安全保障レベルを最高級の反テロ厳戒態勢に

李鵬の告別式でわかる分裂

史上初となる公務員デモ

中国共産党の錬金の場

イギリスこそがリベンジする

覆面禁止法の愚行と〝お見舞い〟

「中国の分裂を支持する者は粉砕されるだけだ」

 

第二章 トランプ政権の〝赤狩り〟とCIAのリベンジ

世界中にスパイ・ネットワーク

レーニン思想を実践するマルクス主義政党

取り込み、コントロール、排除、弱体化、分断など工作の手口

「俺って今、モテ期なのかな」

アメリカの元駐中国大使もハニトラ?

中国の飛び地のようなワシントン州

〝赤い工作〟の一つが歴史戦

米中の赤い(=共産主義)チェーンを「切る」

胡錦濤時代の「走出去(海外に出ろ!)」政策

バノン元主席戦略官と密接な中国の大富豪 

CIAの失敗とリベンジ

中国による陳腐な分断工作も暴露

孔子学院の危険性

オーストラリアの政策転換

北大教授拘束で目を覚ませ!

〝二十一世紀の赤狩り〟のターゲットは中国

第三章 ファーウェイ事件は米中〝踏み絵〟の始まり

「Individual-1」が示す人物 

英王室のリベンジ~ファイブ・アイズが協働・共闘

「外国で花を摘み、中国で蜜をつくる」

最高責任者の陰が薄い理由

人民解放軍と国家安全部に序列を持つ

天才は共産党から離れられない

「千人計画」も捜査対象に

コードネーム『物理二系』

任会長がファーウェイの内幕を暴露?

 

第四章 5G覇権争いと『1984年』が予言する監視社会

欧州の〝変心〟

ダボス会議でソロス氏が習近平主席を名指しで批判

スノーデンが発した「恐ろしい監視社会の始まり」

5G時代到来のギリギリのタイミングで

サイバー空間が〝主戦場〟になる

米国防権限法vs中国軍系企業

中国国内各地に監視カメラ約一億七千万台が設置

GAFAとBATHは〝あわせ鏡〟

インターネットをブロックする危険な誓い

〝電信大王〟の異名

習主席と密接なGAFA

 

第五章 中国政府のアキレス腱 ~臓器収奪は二十一世紀のジェノサイド

前世紀の大量殺害の犯罪をはるかに超える邪悪

日本の大メディアは相変わらず沈黙

「これから西山処刑場に行く」

「語れば語るほど、自分の罪が軽くなる」

「未来の新興産業」に位置づけ

病院に火葬場まである?

移植専門医の度重なる自殺

中国の毒牙に侵されたWHO

米英の新たな動きに鈍感すぎる日本

中国がナチスのように一夜にして権力を失えば

 

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