習近平が隠蔽したコロナの正体

河添恵子 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書版
ページ数:
256ページ
ISBN:
9784898318225
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そして世界は習近平の中国に対峙した

「海鮮市場・コウモリ発生物語」のフェイクニュースを暴き、コロナが人工ウイルスで武漢病毒研究所から漏出した疑惑を徹底検証
到達した結論は……!

著者プロフィール

ノンフィクション作家。一般社団法人美し国なでしこオピニオンの会顧問。1963年千葉県松戸市生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、1986年より北京外国語学院、1987年より遼寧師範大学(大連)へ留学。2010年の『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)はAmazon〈中国〉〈社会学概論〉の2部門で半年以上、1位を記録。その他、『米中新冷戦の正体』(馬渕睦夫氏との共著)(ワニブックス)はAmazonの〈中国の地理・地域研究〉で1位、『中国・中国人の品性』(宮崎正弘氏との共著)(WAC BUNKO)はAmazonの〈中国〉で1位、『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)、『世界はこれほど日本が好き №1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」』(祥伝社黄金文庫)、学研の世界の学校関連図鑑(47冊)など。報道番組でのコメンテーターとしての出演も多数。ネットTV(林原チャンネル・チャンネル桜)にレギュラー出演中。近著『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(WAC BUNKO)

目次

はじめに── 「今までの時代には戻らない」

第一章 アンソニー・トゥー(杜祖健)博士が語る武漢ウイルスの正体

人工ウイルスが外部に漏れ出た可能性/P4はほとんど生物兵器のため……/コウモリのウイルスは自然には人に感染しない/理論上、人工的にいくらでも有毒のタンパク質を作れる/ソ連が開発した毒素兵器/化学兵器、生物兵器、毒素兵器と三つに分かれる中国の研究所/アメリカ、ロシア、中国の睨み合い/「パンデミック」規模に達する場合のシミュレーション/「ウイルスとは生物と無生物の中間」/武漢発の未知のウイルスが地球を覆う/病院船を準備すべき

 

第二章 パンデミックは習政権の隠蔽から始まった

「日中記者交換協定」でジャーナリズムは死んだ/「火をつけた人間が、消防活動をやっている」/「死城(死んだ街)」武漢/最低レベルの感染率を一・五%と推測/早々に封鎖を決めた〝国民ファースト〟台湾と〝金王朝ファースト〟北朝鮮/「武漢P4実験室から生物兵器が漏れた」との説/中国政府はアメリカに先に伝えた?/七十都市が封鎖、北京も〝毒都〟に/中国共産党政府の〝ご都合主義なフットワークの軽さ〟を絶賛/習政権は、昨秋から戦争の準備をしていた/一月五日に武漢ウイルスのゲノム配列の解読に成功/求人に奔走する葬儀屋/暫定三時間だけ封鎖が解除され武漢から〝大脱走〟/「新型肺炎の流行は、グローバル化の流れを変える出来事だ」/日本ウイルスに偽造しようとした

第三章 地図から消えた「新しいラボ」とフランスの深い〝闇〟

武漢に二カ所ある「中国科学院武漢病毒(ウイルス)研究所」/「新しいラボ」ができるまで/「地図上」から地名とともに消えた/ 「フランス中国基金会」のフランス側の顔ぶれ/メリュー家と中国の深淵な関係/「最も中国との関係が古い地」リヨン/殺人疑惑のある人物もメンバー/南普陀(Nanputuo)プランの恐ろしさ/HIV博士が「ウイルスは人工的、武漢の研究所でつくって漏れたのだろう」/「生物兵器庫と化してしまうのではないか?」との不安/フランスの「言い分」は「言い訳」か/「海鮮市場から出たというのは美しい伝説だ」

第四章 エリザベス女王の本気度と惨澹たるイタリア

コロナウイルスとの戦いに成功する/皇太子の中国共産党嫌い/英王室はサバイブの歴史/イタリア北部の異変/乗っ取られた繊維産業/「鉄のカーテン」を仕掛けた/ニコライ二世の運命を辿るのは……

 

第五章 鍵はリケジョ(理系女子)──スパイなのかそれとも?

「走出去(海外へ行け)!」/ツイッターの独立取締役──不可解な人事/「千人計画は刑務所計画だ」/「外専千人計画」に選ばれたダブルスパイ?/「第二の党校」ハーバード大学ケネディスクール/FBIの「指名手配者」/カナダの研究所に所属した中国人夫婦と突如、死んだケニア人研究者/感染0号が疑われた女性研究員は今どこに?/生物医学・ゲノム研究センター「ブロード研究所」の論文/オンナの戦い? それとも派閥争い?/二〇一五年から新型コロナを想定したワクチン開発を始めた?/王岐山国家副主席の隠し子? との噂

 

第六章 情報戦とFOXテレビの「リベンジ」

消されたリポートが示唆すること/武漢市疾病予防管理センター?/CNNの暴露「中国政府が科学を徹底管理」/スリラー小説、『The Eyes of Darkness(闇の眼)』は予言か予告か/ヒートアップする米中〝口撃〟情報戦/FOXキャスター、ハニティ氏とトランプ大統領の連携/イヴァンカ、「勝つためにプレーする」/〝赤く重たい鉄の扉〟の鍵は開かないまま/習政権の「鎖国政策」は戦争の準備か/〝倒習(習近平一派を倒す)〟との声/経済人を騙す? マスメディアの中国経済の見通し/半世紀前に始まった〝キッシンジャーの呪縛〟/FOXが伝えるトランプ政権の新潮流/アメリカの支持で「台湾国」建国に向かう/台湾の存在を世界に知らせたコロナ禍とWHO/欧州連合外務・安全保障政策上級代表が中国の「誇大宣伝」を戒め/「国際社会の勝利」とキーワードは「透明」

 

おわりに── 二〇一九年夏、すでに起きていたのか?

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