新型コロナ

上久保靖彦・小川榮太郎 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書判
ページ数:
216ページ
ISBN:
9784898318270
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「新型コロナウイルスは人類が経験したことのない怖いウイルスだ」「このままでは日本人が40万人以上死ぬ」「希望者全員がPCR検査をできないのは安倍政権の怠慢だ」「スペイン風邪同様に強烈な第2波、第3波が襲う」……
このように日本人は不安を煽られ続けてきた。
しかしここにきて「科学的に見て、日本は集団免疫が成立したのでコロナはもうすぐ収束します。東京五輪も問題なく開催できます」−−こう語る研究者がようやく現れた。京都大学大学院医学研究科特定教授・久保靖彦氏だ。このままでは無責任なマスコミや専門家の根拠薄弱は脅しで経済が落ち込み、倒産、自殺者が激増しかねない。幅広い研究領域を持つ上久保氏は京都大学医学部で免疫学の単位認定者をしていたウイルスの専門家でもある。その上久保氏が日本と世界の感染状況を研究した結果、「集団免疫説がば全てを説明できる。この説以外に、この状況を説明できる学説があるなら教えてほしい!」と語る。そして評論家の小川榮太郎氏のインタビューに答えた上久保氏は、これまでの新型コロナの“ウソ”をことごとく翻す!
・新型も何も「全てのコロナは無症候の風邪」である
・マスク、三密、清潔もウイルスには無関係
・要は免疫があるかないかである
・実は新型コロナも例年通り大量に日本に入ってきていた
・ウイルス干渉で今年のインフルエンザががくんと減ったのがその証拠、日本人の清潔好きとは無関係
・ロックダウンがかえって劇症化させてしまった
そして、「実は新型コロナのワクチン接種は危ない!」というのだ。

著者プロフィール

上久保靖彦
1967年生まれ。1996年、兵庫医科大学医学部を卒業。京都大学医学部附属病院の研修医や兵庫県立尼崎病院(現・兵庫県立尼崎総合医療センター)血液内科専攻医を経て、99年、京都大学大学院医学研究科に進学。血液・腫瘍内科学専攻を2003年3月に修了。2004年~09年まで米国立衛生研究所(NIH)ヒトゲノム研究所(NHGRI/フランシス・コリンズ所長)博士研究員。10年3月から東京大学医学部附属病院無菌治療部フロアマネージャー・東京大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学第6研究室(血液研究室)の室長。18年12月から現職の京都大学大学院医学研究科特定教授。

小川榮太郎
1967年生まれ。文藝評論家。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修了。フジサンケイグループ主催第18回正論新風賞、アパ日本再興大賞特別賞を受賞。『小林秀雄の後の二十一章』『約束の日──安倍晋三試論』(ともに幻冬舎)、『平成記』(青林堂)など著書多数。最近著は『フルトヴェングラーとカラヤン──クラシック音楽に未来はあるのか』(啓文社書房)。社団法人日本平和学研究所理事長。

目次

はじめに

 

カラー図

 

第一章 専門家、マスコミの迷妄を正す

マスク、三密、清潔もウイルスには全く関係ない

要は免疫のある無しだけ

県外移動の制限は無意味

BCGも人種も根拠があやふや

 「集団免疫」を否定したがる人たち

 

第二章 コロナウイルスとは何か

ウイルスとは? 細菌とは?

十年に一度くらいスパイクが変異する

コロナはもともと無症候の風邪

六十五歳以上のコロナ死亡率は一万人に〇・三人

倒産、自殺者をふやす無責任な論者たち

 

第三章 上久保―高橋「集団免疫説」とは

ピークを過ぎると死者数がつるべ落としに

コロナのウイルス干渉でインフルエンザが激減

コロナに感染した人はインフルエンザに感染できない

専門家会議の図々しさ

新型コロナも例年通り大量に入ってきていた

危ない国はリスクマップでわかっていた

K型が一月十三日に入ってきた証拠

コロナに用心したからインフルエンザが流行らなかった?

第四章 新型コロナウイルスのメカニズム

新型コロナには免疫しか決め手はない

なぜ感染者が突然倒れたのか

免疫があれば発症しても重症化しない

集団免疫のメカニズム

日本に死者、重傷者が少なくなった理由

 

第五章 これからの人類と新型コロナ

新型コロナはもうすぐ消える

国を閉めたから劇症化した

免疫がなかったイタリアの医者の悲劇

渡航制限で感染爆発が起きた

PCR検査を煽った狂気の洗脳

抗体検査とは何か

カットオフ値が決め手だ

検査より大切な事とは

危機を煽る専門家とは何者か

新型コロナのワクチン接種は危ない

 「もうすぐ収束、東京五輪は必ずできる」

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