長年の現地取材をもとに書下したノンフィクション大作。
ナチスだけを「悪いドイツ」にした「策略」に騙されるな!
「立派なドイツ、だめな日本」「ドイツは戦争を反省しているのに日本はしてない」という「独日ステレオタイプ」を広めてきた元凶「反日日本人」の深層心理を政治・歴史・脳科学・心理学・民俗学の観点から分析!
その「反日日本人」の屁理屈(プロパガンダ)を受容し、事実関係を確認することなく日本非難の合唱に加わるドイツ。彼らは慰安婦問題・南京問題をホロコースト、ジェノサイドと同列にしたいのだ。そんな「ドイツを見習え?」なんてとんでもない。
ドイツの「良心」を気取るブラント、ヴァイツゼッカーらの過去の発言・行動の「欺瞞」を検証。ナチスだけを「悪いドイツ」に仕立ててきたドイツ的過去清算の虚実を検証。著者の分析に一部のドイツ知識人も納得し驚嘆することも……。
誤った歴史観に基づく、いわれなき日本非難を打破し、日本の国家イメージと名誉を回復するための一冊です。
著者プロフィール
ジャーナリスト・元読売新聞ベルリン特派員。1953年、島根県出雲市生まれ。1978年、読売新聞入社。外報部(現・国際部)、ニューデリー特派員、世論調査部(日米、日米欧、日ソの国際世論調査を担当)、読売・憲法問題研究会メンバー、ボン特派員、ベルリン特派員などを経て、1999年からフリーランスに。2013年、出雲にUターンした。著書に『〈戦争責任〉とは何か 清算されなかったドイツの過去』(中公新書)、『「反日」という病 GHQ・メディアによる日本人洗脳を解く』(幻冬舎)などがある。
目次
まえがき「立派なドイツ、だめな日本」というステレオタイプの欺瞞
第一章 日本を非難するドイツの厚顔無恥
第二章 「東京裁判史観」に毒された反日日本人の妄言
第三章 侵略への許しを乞う「ひざまずき」ではなかった
第四章 世界を欺いた「ドイツはナチの被害者」
第五章 「反日日本人」はいても「反独ドイツ人」はいない
第六章 日本発の「反日病」が韓国、ドイツに感染
終章 国際情報戦に勝利するために