「日本の国土、売ります」でいいの?
破綻したEUの難民政策
人道を御旗に国境が消滅?
著者プロフィール
作家。日本大学芸術学部音楽学科卒、1985年にドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ドイツ在住。2016年、『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)で第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞受賞、2018年に『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(グッドブックス)が第38回の同賞特別賞を受賞。そのほかの著書として『なぜ、中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『移民 難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011-2019』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)などがある。
目次
はじめに 日本人よ、白昼夢から目覚めよ!
第一章 国防意識と危機感が欠如した日本人
第二章 「日本の国土、売ります」でいいのか?
第三章 奪われる寸前の尖閣
第四章 「移民」と「難民」の相違に無頓着
第五章 誰も予想できなかった電力の逼迫・ブラックアウト
第六章 黙殺された豊田章男社長の正論
第七章 カーボンニュートラルと地球温暖化危険論の問題点
第八章 エネルギー政策はドイツを見習うな
第九章 電力自由化の罠にはまるな
第十章 日本の独立には原発が必要
第十一章 原子燃料サイクルは国家戦略
第十二章 「武装中立」「原発維持」のスウェーデンを見習え
第十三章 したたかなカーボンニュートラル戦略を