ロジカルな思考ができないマスコミ記者は「本当のバカ」
コロナ「さざ波」を「大津波」扱いする専門家の「節穴バカ」が日本を滅ぼす!
日本のコロナ禍は「さざ波」!
ワイドショーで「リスク」「リスク」と騒ぎ立てる輩に限って、コロナの被害予測を確率で説明できない「文系バカ」なのだ。
こんな非科学的、反科学的なマスコミ主導の「同調圧力」が社会に拡散したらコロナウイルス以上の害悪を日本にもたらす。
本書は、二〇一八年五月に小社より刊行された『「文系バカ」が、
日本をダメにする』を改題し、大幅に増補した改訂版です。
著者プロフィール
株式会社政策工房会長、嘉悦大学教授。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書『これが日本経済の邪魔をする「七悪人」だ!』(SB新書)、『髙橋洋一式デジタル仕事術』(かや書房)ほか多数。菅義偉政権下で内閣官房参与を務めていたが、ツイート上でのコロナウイルスをめぐる「さざ波」発言をめぐって、2021年5月に辞任。
目次
序章 「さざ波」コロナで大騒ぎした数学オンチたち
第1章 私は「神童」だった!?
第2章 何の専門性もない財務官僚は「ただのバカ」
第3章 話を盛ったSFのような「AI」論に騙されるな
第4章 仮想通貨が消えても、ブロックチェーン技術は生き残る
第5章 文系のマスコミ記者こそ「本当のバカ」 157
第6章 ロジカルな理系思考は、臨機応変に対応できる
第7章 小さな格差は忘れて「専門バカ」を目指せ!
おわりに──「AI型知的生活の方法」のすすめ