ドイツ参謀本部

渡部昇一 著
定 価:
本体1100円+税
判 型:
新書判
ページ数:
280ページ
ISBN:
9784898318973
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組織のリーダー、スタッフはいかにあるべきか!
史上最強の「組織集団」に学ぶ

「私は第5代統合幕僚長に就任し、自衛隊制服組のトップとなった。トップとなった以上、トップのあり方について考えてみた。その際に『ドイツ参謀本部』は大変参考になった」河野克俊氏(元統合幕僚長)

著者プロフィール

1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。76年、第24回エッセイストクラブ賞受賞。85年、第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『知的生活の準備』(KADOKAWA)、『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、『人生の手引書』『魂は、あるか?』『終生 知的生活の方法』(いずれも扶桑社新書)、『音楽のある知的生活』(PHPエル新書)、『知的人生のための考え方 わたしの人生観・歴史観』(PHP新書)、『知的読書の技術』(ビジネス社)などがある。翻訳に『アメリカ史の真実』(チェスタトン著・渡部昇一監修・中山理訳/ 祥伝社)など。2017年、逝去。享年86。

目次

まえがき

第1章 近代組織の鑑──ドイツ参謀本部

第2章 かくて「頭脳集団」は誕生した

第3章 哲学こそが、勝敗を決める

第4章 名参謀・モルトケの時代

第5章 「ドイツの悲劇」は、なぜ起きたか

おわりに──なぜ、新版か

〈特別掲載〉指揮官はいつも上機嫌でなければならない 元統合幕僚長 河野克俊

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