“ほとんどビョーキ”の健康・清潔信仰をわらい
受動喫煙・副流煙有害説のいかがわしさを突く
コンフォールは今号も脳と知性を刺激します
受動喫煙・副流煙有害説のいかがわしさを突く
コンフォールは今号も脳と知性を刺激します
一服のゆとりと心地よさ(confort=コンフォール)を知る愛煙家のための雑誌。今号は“カントク”山本晋也氏が巻頭インタビューに登場。社会に蔓延する極端な健康・清潔志向は“ほとんどビョーキ”とユーモアたっぷりに一刀両断。そして、いまや全国でただ一人となってしまった新潟県・燕市のキセル職人、飯塚昇氏のスペシャルインタビューでは、伝統を守り続ける伝統職人の誇りと、キセルづくりの歴史と現状が淡々と語られます。そして、名著『病気の現代史』(文藝春秋・2011年刊)の第7章を、最新データを加えつつ転載した秦郁彦氏「肺ガンとタバコの因果関係」。前号に続く後編では「受動喫煙」の成立から今日まで、そのいかがわしさを精緻に論証します。医師たちがあえてふれない喫煙についての“不都合な”医学常識とは──葦原祐樹先生の医療エッセイは今回も鋭い切れ味。ジャーナリスト須田慎一郎氏「『美しい分煙社会』の作り方」、矢崎泰久氏「もくもく交友録」、作家・佐藤洋二郎氏の連作小説シリーズ第三回「初島」など、連載記事もますます充実!
著者プロフィール
喫煙文化研究会(きつえんぶんかけんきゅうかい)
「タバコは文化である」と考える喫煙愛好者が集い、人と喫煙の関係を、文化・社会・環境・健康など様々な角度から論議・検討する会。
目次
【コンフォール文学館】
- 夏目漱石
- 昔
【INTERVIEW】
- ■山本晋也
- 健康だの清潔だのと騒ぐのは
- “ほとんどビョーキ”だよ
【スペシャルインタビュー】
- ■飯塚 昇
- たった一人でも
- キセルづくりを最後まで続けたい
【肺ガンとタバコの因果関係を考える】
- ■秦 郁彦
- 「受動喫煙」説のいかがわしさ
【医療エッセイ】
- ■葦原祐樹
- 医師たちが触れたがらない
- “不都合な”常識
【連作小説シリーズ「たばこ」】第三回
- ■佐藤洋二郎
- 初島
【検証シリーズ】
- ■須田慎一郎
- 「美しい分煙社会」の作り方
【実録たばこ奇譚】
- ■矢崎泰久
- もくもく交友録
- 第四章 あの人が愛した紫煙
【唄は世につれ、たばこは唄につれ】
- ■長田曉二
- 煙草屋の娘(高峰秀子版)
【シネマで一服】
- ■末永俊作
- スモーク
【読者の声】
- 愛煙家の私にも言わせて!