首都壊滅!

本郷美則(時事評論家) 著
定 価:
本体1400円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
288ページ
ISBN:
9784898311158
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もし、東京が核攻撃されたら──
迫真の“オピニオン・ノベル”ここに誕生!

“核の議論”でさえタブーとなっている日本の現状に一石を投じる問題作!──もし日本が核攻撃されたら、その時、政府・自治体は、そして国民はどう対応すべきか? いや、むしろ、核攻撃に備えて今から何をどのように準備しておくべきかを、具体的に提言する。ありえないこと、あってはならないことを議論しても意味がないという態度は、いかにも精神の不自由であり、知的でなく、あまりにも楽観主義に堕していると日本の指導者層に警鐘を鳴らす。本書は、あくまでもフィクションであるが、韓半島情勢から米中日の国際関係に至るまで、確かな観察眼でその政治情勢の本質に鋭く迫った日本初の“オピニオン・ノベル”といえる!

著者プロフィール

本郷美則(ほんごう・よしのり)
1934年北海道生まれ、湘南育ち。早稲田大学新聞学科を卒業後、59年朝日新聞社入社。東京社会部・整理部、大阪整理部の記者を経て、東京広告局管理・整理部長、ニューメディア本部・国際本部副本部長、社長秘書役、研修所長などを歴任。94年、定年退職。以後、フリーの文筆活動を続けている。著書に『インターネット 今日と明日』(エーアイ出版・共著)、『新聞があぶない』『前立腺癌切らずに治した』(文藝春秋)など。

目次

第1章 「万景峰92」ナゾの爆沈
  • 異例、外務省に直接の海難救助要請
  • 日本艦船、救助に出動
  • オモニの嘆き
  • 「万景峰92」は触雷・轟沈と判明
  • 遭難者の収容で日韓サヤ当て
  • 北朝鮮、遭難者の日本移送に激昂
  • 南北間に秘密の「労働協力協定」
  • 触雷の証拠で非難の応酬
  • 「漢字」を巡って責任のなすりあい
第2章 動き出した「半島有事」
  • 流動化する朝鮮半島情勢
  • 金正一総書記の病状悪化
  • 注目される檀君党の進出
  • 拉致にそっぽの米民主党政権
  • 北朝鮮に数百基の弾道ミサイル
  • 「拉致」行き詰まりの中、日本で政変
  • 苦境に立つ中国共産政権
  • 檀君党員ら日本人観光客を殺害
第3章 南北統一を掲げクー・デタ
  • 反乱軍、青瓦台に突入
  • 海自イージス艦出動
  • 韓国、完全な情報管制
  • 秋篠宮一家五人拉致され行方不明
  • 北朝鮮、ミサイル発射準備を開始
  • 延々と国家安全保障会議
  • 明かされた核防衛の真実
第4章 「不戦の国」へ核ミサイル
  • 一瞬、閃光が走った
  • 首都圏に二度目の閃光
  • 「朝鮮統一政府」が日米に宣戦布告
第5章 暗黒の地底  炎熱の地上
  • 地下百メートルからの脱出
  • 政治の中枢は壊滅
  • 閣僚は一人を除く全員が死亡
  • 臨時首相代理に阿曽五郎外相
  • 横浜「みなとみらい」で臨時国会
  • 釜山日本総領事館の悲劇
  • 地底からの脱出者、その後
  • 人類は、強者が弱者から奪う
  • 米民主党政権、決意を固める
第6章 列島へ七百艘の決起軍
  • 八千人の「朝鮮統一決起軍団」発進
  • 米、北朝鮮を猛爆。金正一死亡説
  • 「朝鮮統一決起軍団」の最期
第7章 被爆体験に何を学ぶか
  • 米から対NBC戦救援隊来日
  • 野党・民間からも入閣、挙国一致内閣
  • 韓国クー・デタ平定。国連迷走
  • 最後に、ロシアと中国が登場
  • 復興に立ち上がる国民に後遺症
  • 秋篠宮ご一家は全員無事
  • 活きるか「核を持って核を制せよ」
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