ガリレオチャンネル

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動く原子をとらえた! ミクロの世界、ナノの宇宙を見る

本放送:10月18日(土)昼15:36~19:30
再放送:10月26日(日)朝6:00~06:30

いまや最先端の顕微鏡は、ナノの世界を見ることが出来るようになった。ただ見るだけでなく、細胞や分子、原子の姿を動く映像で見られるというところまで技術は進んでいる。そこには私達の常識とはかけ離れた世界が存在していることがわかって来た。

蛍光タンパク質を使って、科学論争に決着!
ノーベル賞受賞で大きな話題となった緑色蛍光タンパク質GFP。これを使い細胞内にあるゴルジ体の活動を観察した研究者が、科学者を長年二分していたある論争に決着をつけた。GFPと顕微鏡を使って撮影された数秒の映像が、細胞内の謎を解決したのだ。

分子1個が動く様子を世界で初めて撮影!
理科の授業で使われる分子模型。しかし実物の分子1個を見た人は、科学者を含めこれまで誰一人いなかった。ところが最近、ひとつの分子が動く様子を撮影することに成功した研究者がいる。撮影は、太平洋で砂粒を探すような途方もない作業だったという。

モノとモノが接触すると溶けあい、離すと納豆のように糸を引く?
机に触れたとき、手と板は原子レベルでどのようなことが起こっているのか?リアルタイムに撮影された原子が接触する映像から、私達の感覚とはまるで違う驚異の世界が見えてきた。


主な取材先
中野明彦さん(理化学研究所)
中村栄一さん(東京大学)
末永和知さん(産業技術総合研究所)
木塚徳志さん(筑波大学)
鈴木義一さん(国立科学博物館)
古屋一夫さん(物質・材料研究機構)
日本電子
多摩六都科学館
国立国会図書館

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