コンピューターウイルスには必ず感染する!
セキュリティ対策のないパソコンをインターネットにつなぐと、わすか4分で確実に何らかのウイルスに感染するという。ウイルスに狙われているのは個人を証明するIDやパスワード。しかも隠密裏に盗まれるため、本人の知らぬ間に、個人情報がネットに流出していく。
セキュリティ対策に絶対安全は無い
高度なハッキング技術を駆使すれば、理論的にはインターネットでアクセスできない場所はない。ネットに潜む悪意を持った人間たちが、ブラックマーケットを形成し、金銭につながる個人情報を狙っている。
予測できない大規模サイバー攻撃
企業や団体のWEBサイトが金銭目的で攻撃されるサイバー犯罪が多発している。攻撃方法は巧妙で悪質化しており、ここでも狙われるのは個人のIDやパスワード。サイバー攻撃をリアルタイムで観測する技術の重要性が高まっている。
個人のパソコンを侵す脅威
ボットと呼ばれるウイルスが爆発的に広まっている。このウイルスに感染したパソコンは、悪意のある第三者によって外部から遠隔操作することが可能になるという。あなたのパソコンが、いつのまにか犯罪に加担してしまうという事態が現実のものになろうとしている。
分岐点に立たされるインターネットの世界
リスクを踏まえた信頼関係を守っていくのか。安全管理を誰かに委ねてしまうのか。インターネットの世界は、法整備や個人の意識の問題も含めて、いま分岐点に立たされている。
主な取材先
ラウリ・コルツパルンさん(サイバーディフェンス研究所)
岡嶋裕史さん(関東学院大学)
西本逸郎さん(LACサイバーリスク総合研究所)
井上大介さん(NiCT)
斉藤健一さん(ハッカージャパン)
平原伸昭さん(トレンドマイクロ)
浜田譲治さん(シマンテック)



