万有引力の法則、相対性理論、超弦理論… 聞き慣れない用語に見るだけで頭が痛くなってきそうな数式の数々。 しかし、そこに記さられているのは私たちが暮らす世界の姿。 16歳のアインシュタインが抱いた疑問から宇宙の理解は爆発的に進みました。 そして、この宇宙には未だ正体の分からない物質が満ちていると言います。 一体私たちの住む世界とは、宇宙とは、どんな姿をしているのか？ 日常の理解を超えた宇宙の謎を動画配信者、物理学者、研究者にわかりやすく語ってもらいました。

アインシュタイン16歳の疑問
　世紀の天才アルベルト・アインシュタイン。
彼は16歳の頃ある疑問を持ちます。
「光とスピードで移動したら光は止まって見えるのか？」
子供が思いつきそうな素朴な疑問ですがアインシュタインが出した答えはそれまでの物理学の常識を覆すものでした。

暗黒物質探索
　宇宙最大の謎、暗黒物質。
宇宙を構成する物質の23%を占め、天の川銀河を覆い、とてつもない勢いで私たちの身体を通りすぎてとも言われています。
しかし光や物質に反応しない暗黒物質は未だ直接観測されていません。
そんな謎に満ちた幽霊のような物質に挑む研究を追いました。

宇宙は分からないことだらけ
　宇宙の謎を前にすると人類は何も知っていないんじゃないかと途方にくれます。
しかし、科学者、研究者は分からないからこそ面白いと感じるようです。
そんな好奇心から世界が開かれていく様が科学の醍醐味なのです。

主な取材先
身内　賢太朗さん（神戸大学）
松浦　壮さん（慶應義塾大学）
野本　麻紀さん（動画配信者）