キノコっていったい何者?
食材としてお馴染みの“キノコ”。ところでキノコとはどのような生物かご存知だろうか?
「野菜売り場に売っているし、キノコは植物だろう?・・・」実はこれ、間違った認識だということが遺伝子を調べることで見えてきた。キノコとは一体何者なのか?その正体を知る。
人とキノコの関わりはいつから?
私達、人は、食材として、あるいは薬として、太古の昔からキノコを利用してきたと言われている。では、いつからどのように私達はキノコを利用してきたのだろうか?人とキノコの関わりの歴史を探る。
キノコが地球の生態系を創った?
生物の進化の歴史を遡ると、人とキノコには不思議な繋がりがあることに気付かされる。更には“地球上の全ての生物”に関わるキーポイントをキノコが握っていることも見えてくる。
なぜなら、キノコをはじめとする菌類の存在によって、地球の多様で豊かな生態系が誕生したと考えられているからだ。一体キノコは、地球の長い歴史の中で、どのような働きをしてきたのだろうか?人とキノコの進化の軌跡を遡る。
キノコが雨を操っている?
キノコには未だ多くの謎が秘められているという。しかし今、その謎の一端が明らかになりつつある。なんと最新の研究では、キノコが雨を操っている可能性について議論されているのだ。一体、どのようなメカニズムでキノコが雨を降らすというのだろうか?空気中を浮遊する微生物を調べるバイオエアロゾル研究からキノコに秘められた力に迫る。
主な取材先
国立科学博物館 保坂 健太郎さん
統計数理研究所 長谷川 政美さん
近畿大学 牧 輝弥さん