ガリレオX

脚光を浴びる原子力発電 エネルギー選択の新たな潮流

BS日テレ
本放送:02月19日(木)夜22:30~22:56
再放送:02月26日(木)夜22:30~22:56

今、世界各国で原子力発電を再評価し、活用を図る動きが相次いでいる。その背景にはロシアのウクライナ侵攻を契機としたエネルギー安全保障の強化や、地球温暖化への対応を図った脱炭素政策、さらに生成AI技術の普及に伴う電力需要の急拡大があるという。各国はどのような事情を抱え、原子力発電をどう活用しようとしているのか。日本も含めてその動向をさぐる。

イタリアと原子力発電
2022年から続くロシアによるウクライナ侵攻。これを契機にエネルギー価格の高騰が起きた欧州では今、原子力発電を再評価し再び活用しようとする動きがある。今、欧州ではどのようなエネルギーへの意識の変化が起こっているのか。日本から10000km以上離れた、古代遺跡と芸術が息づくイタリアを訪ね、その実態に迫った。

脱原子力法の撤廃 ベルギーの方針転換
欧州ではイタリアの他にも原子力発電の活用へと方針を転換した国がある。ベルギーでは2003年に当時の政権によって脱原子力法が制定され、原子力発電を段階的に廃止していく政策が進められていた。しかし2025年、これを撤廃する法案が可決され、再び原子力発電を活用していく方針が打ち出された。この方針転換を国民はどのように受け止めているのだろうか?

生成AIの普及と原子力
今やビジネスや日常生活で欠かすことができない生成AI。この普及の裏には膨大なデータを処理するために必要なデータセンターの存在がある。アメリカのデータセンター・アリーという地域では、名前の通り街の大多数がデータセンターにより構成されている。1つ1つが巨大なこの施設は、運用するにあたり当然莫大な電力が必要となる。その電源として注目されているのが原子力発電だ。生成AIの登場により、エネルギーバランスはどのように変化していくのか、トランプ政権下で混乱が残るアメリカ、首都ワシントンに向かった。

日本のエネルギーのこれから
これらの世界中の動向は日本においても無関係の話ではない。生成AIの普及により増設が進むデータセンター。これによる電力需要の増大に対して、エネルギー自給率15%の日本は電力をどう確保していくのか?将来の電力需給バランスの見通し、そして今日本に求められるものは何かを探るため、地球環境産業技術研究機構を訪れた。


主な取材先
環境・エネルギー安全保障省
ベルギー原子力フォーラム
米国電力研究所
戦略国際問題研究所
アメリカ原子力学会
全米商工会議所
地球環境産業技術研究機構

トップへ戻る