ガリレオX

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搭乗型移動ロボット パーソナルモビリティの未来

BSフジ
本放送:04月08日(日)朝09:30~10:00
再放送:04月15日(日)朝9:30~10:00

人が乗って移動できるロボット、パーソナルモビリティが、クルマに代わる近距離の移動手段として注目されている。若者から高齢者まで誰もが移動すること自体を楽しめる上、特別な運転技術も必要ないという。2011年には公道を使った走行実験もスタートした。パーソナルモビリティ開発の最前線に取材し、次世代の搭乗型移動ロボットに迫る。

日本初!公道でセグウェイ観光ツアー
2012年2月、茨城県つくば市で公道を走るセグウェイ観光ツアーが開催された。最近、世界の主要国では、道路交通法が改正され、パーソナルモビリティが公道を走れるようになっているという。

移動能力を拡張するパーソナルモビリティ
トヨタは、よりスポーティーな乗り方のできるパーソナルモビリティを開発中だ。産業技術総合研究所も、コンパクトで建物の中でも使えるものや、ロボット技術ならではのセンサを駆使した自律移動や、衝突回避のできるパーソナルモビリティを研究している。次世代の移動手段が、実社会でどのように使われるのかを探る実験も名古屋大学で始まった。

搭乗型ロボットで、そのまま電車に乗る!?
クルマでは通れないような段差や溝を越える、不整地移動を得意とするパーソナルモビリティが千葉工業大学で開発されている。その踏破能力を活かし、ロボットに乗ったまま電車のホームと車両の間を乗り降りする実証試験が行なわれた。高い移動能力を持つその移動方法とは?

日本がリードする安全規格づくり
パーソナルモビリティが人の生活の中に入ってくる未来を見すえ、その安全規格を作る動きが日本で始まっている。世界に先駆けて作られたロボット専用の試験施設で、パーソナルモビリティの耐久性能や衝突安全性を規格化する方法の開発が急がれている。

パーソナルモビリティが乗り物の固定観念を変える
これまでとはまったく違う技術で、搭乗型ロボットを作ろうとしているのは、千葉工業大学未来ロボット技術研究センターだ。56個ものモーターにより変形し、どんな道路状況にも対応できるパーソナルモビリティを作ろうとしている。これまでの乗り物のあり方を根底から覆す、そのロボットとは?


主な取材先
秋元大 さん(セグウェイジャパン)
松本治 さん(産業技術総合研究所)
森川高行 教授(名古屋大学)
中嶋秀朗 准教授(千葉工業大学)
天野裕二 さん(トヨタ)
小口誠 さん(日本自動車研究所)
久木田正次 さん(NEDO)
古田貴之 さん(千葉工業大学)

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