早期発見が命を救う
日本人の死因第一位である「がん」。進行が進み、他の臓器へ転移すると治療することができなくなる恐ろしい病である。そのため、できるだけ早期に見つけて取り去ってしまうことが、唯一の効果的な治療手段である。
進化する内視鏡技術
がんが発生することで周辺の血液に起きる色の変化。その微妙な変化を捉えてがんを早期発見する新しい内視鏡技術が、国立がん研究センター東病院と富士フイルムとの共同開発で進められている。そこで応用されていたのは写真フィルムの解析技術だった。新しい内視鏡はどのような仕組みでがんを見つけるのか?
採血だけでがんを発見できる?
体への負担が限りなく少ない夢のような診断法がすでに実用化されている。この診断法ではわずか10分間の採血だけで、消化器系のがんを98%という高精度で発見することができるという。DNAチップによって瞬時に捉えることが可能になった、がんが引き起こす血液細胞の遺伝子の働きの変化とは?
タンパク質から全身のがんを見つける
体内でがんが発生すると、血液中のタンパク質にわずかな変化が起こることがわかっている。その変化を質量分析装置で測り、がんの早期発見を目指す研究も進んでいる。血液一滴からがんを見つけ出せる究極のがん診断システムとは?
主な取材先
落合淳志さん(国立がん研究センター)
金子和弘さん(国立がん研究センター)
山口博司さん(富士フイルム)
森本美範さん(富士フイルム)
金子周一さん(金沢大学大学院)
田邉卓爾さん(中之島クリニック)
尾野雅哉さん(国立がん研究センター)
佐藤孝明さん(島津製作所)



