ガリレオX

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都市気象の正体を追え 次世代天気予報の最前線

BSフジ
本放送:08月12日(日)昼12:25~10:00
再放送:08月19日(日)朝9:30~10:00

都市で問題化するゲリラ豪雨のような、局地的な激しい気象現象がなぜ起こるのか? それを解明し、予測する研究が進んでいる。そして「京」をはじめとするスーパーコンピューターの導入によって天気予報が変わろうとしている。次世代の気象予測はどこまで可能になるのか?その最前線に迫る。

進化するスーパーコンピューター、進化する天気予報
気象衛星や地上の観測レーダーから送られてくる膨大な情報を使って計算されている天気予報。そのキーとなるのがスーパーコンピューターの計算能力だ。2012年6月から稼働が始まった気象庁の新型スーパーコンピューターや、世界トップクラスの計算能力を持つスーパーコンピューター「京」の登場は天気予報をどのように進化させて行くのか?

ミリ波雲レーダーでゲリラ豪雨を捕捉せよ!
短時間で急激に発達する積乱雲を予測することは、スーパーコンピューターを使っても難しい。ならば少しでも事前にゲリラ豪雨を観測することはできないのだろうか?高解像度のレーダーを使って、発達前の「積乱雲の種」を観測することに成功した。

積乱雲は都市で凶暴化する
ゲリラ豪雨は昔の夕立とは何が異なるのか?晴天の空に突如として雲が湧き、地球上で降りうる、時間あたりの最大雨量に近い雨を降らすゲリラ豪雨。こうした極端な気象現象の誘因として立てられたひとつの推論とは?

天気を制御する!? 気象改変
災害をもたらす雨雲そのものに、積極的に働きかけて被害を減らすことはできないか?自然界で雲がつくられる仕組みから、人工的に雨を降らせる人工降雨の技術研究が進んでいる。人工降雨は気象改変の技術のひとつで、その進展に期待が寄せられている。

都市上空の巨大乱流 都市気象を読み解く
ゲリラ豪雨がなぜ都市で頻発するのか?その謎に迫る気象観測実験が行なわれた。世界初の「都市の屋外模型」が作られ、時間をかけた計測の結果、都市の屋外模型の上空に不思議な巨大乱流が発見された。その正体とは?


主な取材先
岩波越さん(防災科学技術研究所)
神田学さん (東京工業大学)
小林文明さん(防衛大学校)
鷹野敏明さん(千葉大学)
富田浩文さん(理化学研究所)
村上正隆さん(気象庁 気象研究所)
室井ちあしさん(気象庁)

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