青木ヶ原樹海に住むキビタキ
富士山の麓に広がる、青木ヶ原樹海。今年もその森林に、日本の代表的な夏の渡り鳥であるキビタキが訪れた。奥深い原生林の中で、今年もキビタキたちの懸命な子育てが始まった。
鳥の巣が地面に?コアジサシの生態に迫る!
千葉県東部の九十九里浜にも、コアジサシという渡り鳥がやってきた。数千キロメートルも空を飛んで日本にやってくるコアジサシは、日本の海岸に巣を構える。彼らの巣はとても特徴的で、砂浜の地面の上に巣をつくる。一見無防備な場所に巣をつくるその理由とは?
絶滅危惧種のコアジサシの実態
キビタキとコアジサシに共通するのは、夏の渡り鳥ということ。それぞれ繁殖をおこなうために4月下旬頃に日本へやってくる。しかし今、森林と浜辺という繁殖環境の違いによって、両者の繁殖力に大きな変化が起こっている。キビタキは数を増やし、コアジサシは絶滅に瀕するまで数を減らしてしまっていた。それぞれの環境変化の原因に迫る。
今、私たちが渡り鳥に対してできることとは?
昨今、ますます環境を保全する意識が高まっている。しかし、そこに見落されているものはないだろうか?人間の活動によって大きくその数を左右される渡り鳥。人間と生き物の共生のため、今我々が考えるべき事とは?



