ガリレオX

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3Dプリンター革命

BSフジ
本放送:12月23日(日)夜17:29~10:00
再放送:12月30日(日)朝9:30~10:00

これまでの印刷の常識をくつがえし、立体的な印刷を可能にした3Dプリンターの登場が、いま様々な分野で革命とも言える変革をもたらしている。ものづくりの分野では3Dプリンターを用いる事で、従来の製法では作り出せなかった新製品を誕生させ、また巨大な資本を持たずとも私たちの誰もがアイデアひとつで生産者となりうる時代を作り出す事を可能にしようとしている。医療の分野では、3Dプリンターを用いて人工的に作られる“骨”や“心臓弁”が新たな医療を可能にし、さらには複雑な構造を持つ“人工臓器”をも印刷で生み出そうとする研究が行われていた。

3Dプリンターが変えた鋳物づくり
 溶かした金属を型に流し込み作られる金属製品“イモノ”。このイモノづくりが、3Dプリンターの登場で大きく変わっていた。これまでイモノ作りに欠かす事のできなかった職人の手による“木型”作りの工程がなくなり、より短時間で高機能なイモノづくりが可能となったという。3Dプリンターがもたらしたイモノづくりの変化とは?

ものづくりは個人で行う時代へ
これまで多くの家電製品は大手メーカーにより開発されてきた。しかし、3Dプリンターがもの作りへのハードルを下げた事で、個人でも大手メーカーのようなものづくりが可能になってきた。3Dプリンターがもたらす新たなものづくりの時代に迫る。

3Dプリンターで変わる医療
データを正確な形作りに反映できる3Dプリンターは医療の世界にも大きな変革をもたらしていた。3Dプリンターを用いて作られる“骨”や“心臓弁”がこれまでにない新たな医療を可能にしようとしているのだ。印刷技術によって生み出される新たな医療技術とは?

臓器を印刷で作り出す!?
細胞をインクにして“臓器”を“印刷”するまるでSFのような方法を現代の印刷技術が可能にしようとしている。その印刷技術とはなんと私たちの身近にある“インクジェット技術”。しかもこの技術は今注目を集めるiPS細胞での再生医療の研究を大きく進める可能性を持っていた。3Dプリンターが起こす技術革新とその可能性に迫る。


主な取材先
・小岩井 豊己(コイワイ株式会社)
・原 雄司(株式会社ケイズデザインラボ)
・八木 啓太(ビーサイズ株式会社)
・鈴木 茂樹(株式会社ネクスト21)
・中山 泰秀(国立循環器病研究センター研究所)
・中村 真人(富山大学)

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