ガリレオX

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都市に眠る大鉱脈 埋もれた宝を掘り起こせ!

BSフジ
本放送:02月10日(日)夜17:16~10:00
再放送:02月17日(日)朝9:30~10:00

日本の工業製品に欠かすことのできないレアメタル。国内資源として期待できないことから、必要量の大半を海外からの輸入に頼り、常に供給不安や大幅な価格変動という問題を抱えている。そんな中で今注目されているのが、都市部で大量に廃棄される工業製品から貴重な金属であるレアメタルを回収して再資源化する技術。資源に乏しいと言われる日本だが、じつは隠れた大鉱脈「都市鉱山」が眠っており、その埋蔵量は主要な資源国の埋蔵量に匹敵するとも言われている。果たして日本は資源大国になりうるのか? 「都市鉱山」開発の可能性に迫る!

都市に眠っていた大鉱脈「都市鉱山」
都市部で大量に廃棄される様々な工業製品に含まれる金属資源の山「都市鉱山」。この中には私たちが普段身近に使用するパソコンや携帯電話なども含まれており、これらから有用な金属資源を掘り起こそうという「都市鉱山」開発の進展が今の我が国にとって必須の課題となっている。

「都市鉱山」からレアメタルを掘り起こせ!
レアメタルの一種であるタンタルを回収するため、「都市鉱山」に眠る大量の機器の基盤からタンタルコンデンサを回収する取り組みがある。ここで重要となる“製品を壊しすぎずに壊す”技術とは。また実用可能なラインとしては世界初の開発成果となる“タンタルコンデンサ濃縮ライン”とは。

泡によるレアメタル抽出?
日本に眠る大鉱脈「都市鉱山」を掘り起こす都市鉱山開発の過程では、様々な技術が用いられているが、そんな中で注目を集めているのが“泡”を用いて混合溶液から特定の金属だけを抽出する不思議な方法。大型の機器を使用しなくても特定の金属を抽出できる驚きの技術とは。

「都市鉱山」開発の可能性とは
資源の乏しい国と言われる日本だが、実は海外の主要な金属資源国の埋蔵量に匹敵するとも言われる金属埋蔵量が都市鉱山の中に眠っていた。日本のハイテク製品を支える貴重な金属資源をめぐる「都市鉱山」開発の可能性とは。


主な取材先
中村 崇(東北大学)
原田 幸明(物質・材料研究機構)
大和田 秀二(早稲田大学)
木下 武彦(名古屋市工業研究所)
株式会社 リーテム

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