ガリレオX

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ビッグデータ 機械が”気づく”未知の情報

BSフジ
本放送:03月24日(日)夜19:34~10:00
再放送:03月31日(日)朝9:30~10:00

科学技術の発展とともに加速度的にその量を増やし続けてきたデータ。それは例えば私たちの身近なところでも「購買データ」「乗降データ」「GPSデータ」など挙げだすときりがないほど、膨大なデータが日々の暮らしの中で生み出されている。 今この瞬間も爆発的に増加し続けるこの膨大なデータは“ビッグデータ”と呼ばれ、内部に秘められた未知の情報が私たちの暮らしを一変しようとしている。生み出される大量のデータと、そこから新たな情報を生みだす技術から“ビッグデータ”の持つ可能性に迫る!

可視化された3.11の人の動き
2011年3月11日に起きた東日本大震災。この時、首都圏では交通網が麻痺して人々の流れは完全にとまっていた。この時の人々の全体像を把握できる映像を作り出した「人の流れプロジェクト」。携帯から集められたGPS情報というビッグデータが可能にしたこれまで見ることの出来なかった世界、そしてこの技術がもたらす更なる可能性とは。

Twitterがセンサーになる?
「ツイッターのつぶやきだけから地震を検出する」という従来の常識からは想像しがたい技術がある。これは私たち一人ひとりの何気ないつぶやきが膨大に集まり解析されることで生まれた新たな可能性である。このキーワードとなるソーシャルセンサーとは一体何なのか。

生物のもつビッグデータと変わる新薬開発
ビッグデータは私たちの経済活動の中だけで生み出されるのではなく、私たち自身の体も遺伝情報という “ビッグデータ”で構成されている。はたして生命体のもつ”ビッグデータ”から生み出される新たな新薬開発の手法とは。

1000年に一度の“極端現象”を予測する!
太陽の1000年に一度の現象“極端現象”はこれまでそのほとんどが謎に包まれていた。しかし長年の観測により蓄積された観測情報という“ビッグデータ”により、この謎が徐々に明らかになってきた。私たちが経験したことのない“極端現象”にどこまで迫れるのか。


主な取材先
関本 義秀(東京大学)
松尾 豊(東京大学)
遠藤 俊徳(北海道大学)
石井 守(情報通信研究機構)

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