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日本の在来馬 〜人の歴史と歩んだ希少種〜

BSフジ
本放送:02月23日(日)夜19:14~12:00
再放送:03月02日(日)昼11:30~12:00

今年の干支は馬。馬は日本人の誰でも知っている動物だ。実は、日本には「日本在来馬」という固有の馬が居る。この在来馬はいつ、どこからやってきたのか?日本人と馬との関わりの歴史と現状を見つめた。

日本在来馬とはどんな馬なのか?
日本在来馬は長い時間の中で日本人とともに歴史を歩んできた馬だ。日本人の生活や文化に適した独特の特徴を持っている。そんな在来馬はいつの時代に、どのような経緯で日本列島に入ってきたのか?現代の最新研究によって、その謎が明らかになりつつある。

減少を続ける在来馬
日本には8種類の在来馬が生息し、北海道から沖縄県まで幅広く分布している。しかし今、この在来馬はその数を減らし続け、絶滅の危機に瀕している。なぜ在来馬は減少してしまったのか?この理由には、在来馬の悲しい歴史が関係していた。

沖縄県の天然記念物「宮古馬」
観光地としても有名な沖縄県の宮古島市に宮古馬という日本在来馬が生息している。宮古島の人々は、わずか40頭程度に減少したこの貴重な馬を大切に育てている。しかし、大型動物である馬を飼育し続けていくためにはそれなりの苦労があるようだ。在来馬と人間との関わりの今を追った。

今、注目される「ホースセラピー」
文化や技術の発展によって、人間と馬の関わりは大きく変化してきた。その結果、日本在来馬はこれまでの役割を失ってしまった。このような現代社会の中に在来馬の新たな活用法はないのだろうか?実は今、在来馬の特徴を活かしたホースセラピーという新たな取り組みが進められている。


主な取材先
川嶋 舟 (東京農業大学)
戸崎 晃明 (競走馬理化学研究所)
豊見山 恵昌
長濱 幸男 (宮古島市史編さん委員会)
荷川取 明弘 (荷川取牧場)
藤田 知己 (全国乗馬倶楽部振興協会)

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