ガリレオX

1

密着!つくばサイエンスツアー 過去と未来と宇宙を楽しむ旅に出よう

BSフジ
本放送:04月27日(日)夜17:48~12:00
再放送:05月04日(日)昼11:30~12:00

“理科離れ”“科学離れ”という言葉をよく耳にする昨今、科学教育や科学リテラシーを身につけるための取り組みが注目されている。中でも、多くの研究施設が集中する日本最大の学術都市つくば市では、“サイエンスツアー”と呼ばれるツアーが人気を集めている。世界各国の貴重な植物が並ぶ「筑波実験植物園」。最先端ロボットをはじめとした未来の技術に触れられる「サイエンス・スクエアつくば」。そして、世界をリードする ロケットや人工衛星などの宇宙開発技術を間近で見ることができる「筑波宇宙センター」など魅力溢れるツアーに密着。
今年のゴールデンウィークは、大人から子供まで楽しめるサイエンスツアーに行こう!

生活を支える測量技術「地図と測量の科学館」
文字の歴史よりも古いといわれる地図と測量の歴史。そんな地図と測量の歴史に触れられる“地図と測量の科学館”。1492年にドイツのマルティン•ベハイムによって作られた世界最古の地球儀である“ベハイムの地球儀”や伊能忠敬が日本列島を歩いて作った“大日本沿海輿地全図”。また屋内から一歩外に出るとそこには測量用航空機“くにかぜ”や巨大な“VLBI アンテナ”が並び、地図と測量にまつわる先人の取り組みから現在に至る歴史的業績の数々がツアー参加者を出迎える。

世界の植物が並ぶ「筑波実験植物園」
次に一行が向かったのは“筑波実験植物園”。ここではおよそ7000種類以上の多種多様な野生植物が植えられており、“この植物園を一周すれば世界一周”というコンセプトのもと、見た事のない植物の数々が参加者を驚かせる。そんな中、一際ツアー参加者の注目を集めたのが“ヒスイカズラ”と呼ばれるツル性の植物。宝石のような色をした花を咲かせるヒスイカズラ、その優美な見た目の裏に隠された驚きの生存戦略とは?

地球誕生と宇宙の記録「地質標本館」
宇宙や地球誕生の謎に触れる事のできる“地質標本館”。ここは日本で唯一の地質学専門の博物館で館内にはおよそ2000点もの鉱物や岩石などが展示されている。地球誕生から46億年という時間経過を示す、カナダで発見された39億6200万年前の世界最古の岩石を前に、ツアー参加者は何を感じるのだろうか?また日本にしか存在しない化石として残る古代のほ乳類“デスモスチルス”とははたして?

近未来体験「サイエンス•スクエアつくば」
ツアーに参加した子供達に大人気なのが“サイエンス•スクエアつくば”。ここではヒューマノイドロボットや最新のエレクトロニクス技術など、“未来の技術がいっぱい”というテーマに沿った様々な産業技術に触れる事ができる。画期的な新技術に目を輝かせる子供達、未来の暮らしはどのようなものになるのかのぞいてみよう。

世界をリードする宇宙開発技術「筑波宇宙センター」
魅力溢れるサイエンスツアーが最後に訪れるのは、人気の高いJAXA“筑波宇宙センター”。巨大な展示物が多く並ぶこの展示館では、日本の宇宙開発技術の象徴“H-2ロケット”や、2010年に小惑星イトカワから地球へのサンプルリターンを見事に成功させた小惑星探査機“はやぶさ”が。さらには国際宇宙ステーションにある日本初の有人実験棟“きぼう”の実物モデルなどの前で参加者の目は釘付けになる。宇宙に夢をはせる人類が歩んできた宇宙開発の歴史とは?
魅力溢れる刺激的な“サイエンスツアー”、今年のゴールデンウィークは筑波で“科学の旅”に出てみませんか。


主な取材先
地図と測量の科学館(国土地理院)
筑波実験植物園(国立科学博物館)
地質標本館(産業技術総合研究所)
サイエンス・スクエアつくば(産業技術総合研究所)
筑波宇宙センター(JAXA)
岡野 正巳(つくばサイエンスツアーオフィス)

12345
トップへ戻る