ガリレオX

軍艦島 産業遺産を歩く

BSフジ
本放送:07月13日(日)夜19:20~12:00
再放送:07月20日(日)昼11:30~12:00

長崎県に軍艦島と呼ばれる無人島がある。かつてここは、世界一の人口密度を誇った海上都市だった。この軍艦島がユネスコの世界遺産に推薦されることが決まり、再び注目を集めている。なぜ人々はこの場所に都市を築いたのか?そこで人々はどのように生活していたのか? 40年の時を経て、再び注目される軍艦島へ上陸した。

軍艦島と呼ばれた島
長崎市街から南西に18キロメートルの場所に小さな無人島がある。大きな軍艦のように見えるその姿から軍艦島と名付けられたこの島は、炭坑の島として開発され、そこで働く人々が住む巨大な海上都市となった。
しかし現在、島にはコンクリートの建物が残っているだけだった。

産業遺産を歩く
今、この軍艦島が世界遺産に推薦されることが決定し、世界の注目を集めている。
この島に残された建造物は、アジアで初となる日本の産業革命を知る上での重要な産業遺産なのだ。
では、軍艦島は産業革命にどのような影響を与えたのか?それを探るため軍艦島に上陸した。

なぜ人々は海洋上に都市を築いたのか?
かつてこの島には5000人を超える人々が暮らしていた。島には商店街や青空市場が広がり生活に必要なものはすべて島の中で調達することができたという。
ではなぜ人々はわざわざ海洋上に都市を築いたのか?その答えは島の地下に眠っていた。

人々はどのように生きたのか?
軍艦島の類い稀な点は、当時、世界一の人口密度を誇った海上都市であったことだ。その人口密度は1ヘクタール当たりで、1000〜1500人と言われている。
そんな超過密社会で人々はどのように暮らしてきたのか?実は島の人々は、超過密社会で生きるために様々な工夫をしていたのだ。


主な取材先
坂本 道徳(軍艦島を世界遺産にする会)
阿久井 喜孝(東京電機大学 名誉教授)
姫野 順一(長崎大学 名誉教授)

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