ガリレオX

Dive6000m 深海底から地球内部をさぐる

BSフジ
本放送:11月09日(日)昼11:30~12:00
再放送:11月16日(日)昼11:30~12:00

2014年9月。日本からはるか1000kmも離れた太平洋の海上で、世界でも例がない大規模な海洋調査が行なわれた。調査の舞台は深海6000m。その目的は、地球の内部に秘められた大きな謎を解き明かすことにあったのだ。 はたして深海6000mに何が待っているのか?深海底から地球をさぐる大調査に同行した。

世界でも例のない大規模海洋調査
9月9日。 一隻の調査船が太平洋へ向けて出港した。船に乗り込むのは、東京大学地震研究所を中心とした研究グループ。彼らは、我々が普段意識していないようなスケールの大きな謎を探っていた。それは、大陸や海底がなぜ動き続けるのか?という謎なのだ。

観測装置を回収せよ
今から2年前、研究グループは太平洋の海底にある装置を設置した。その装置は地球の内部を探るために独自に開発された2種類の観測装置だ。太平洋の海底で2年間観測を続けたこの2種類の装置を回収する事が今回の航海の目的なのだ。

かいこう7000Ⅱ出動
観測装置が設置されたのは、日本からはるか1000kmも離れた太平洋の真ん中だった。さらに深海6000mという深い海の底に装置は設置されている。生身の人間では到底到達できない場所だった。この回収作業のために準備されたのが日本最高性能の深海無人探査機だった。

深海6000mでのドラマ
出港から4日後、ついに回収作業が始まった。ところが深海6000mでの作業は非常に難しい挑戦だった。回収作業の過程で起こる予測不能な事態。様々な困難を乗り越えながら、彼らは地球内部に秘められた大きな謎に迫っていく。


主な取材先
歌田 久司 (東京大学地震研究所)
塩原 肇 (東京大学地震研究所)
馬場 聖至 (東京大学地震研究所)
一瀬 建日 (東京大学地震研究所)

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