ガリレオX

手足の機能を模倣する 義手・義足の最新技術を追う

BSフジ
本放送:02月14日(日)昼11:30~12:00
再放送:02月21日(日)昼11:30~12:00

失った体の一部を代替する義手や義足。今、この分野が画期的な革新を迎えている。これまでの手足を「補完」する機能を超え、なんと身体能力の拡張まで可能だと期待されているのだ。現在の科学技術を用いると、手足の機能をどこまで模倣することができるのか?義手・義足の最新研究に迫る。

義手・義足の歴史
はるか昔から人類は義手や義足を制作してきた。その歴史はなんと紀元前から続くほど長い。古代から細かな設計がされ、欠損を抱える人々の手足の代わりとして重宝されてきたのだ。しかし、歴史を遡ると意外にも日本で普及したのは最近だということが見えてきた。およそ100年前、日露戦争後の出来事だったという。

世界初、考える義足を作った研究者
紀元前より続く義足の研究開発の最大の目的は「歩く」という動作をより自然に再現すること。近年開発される義足では、階段の上り下りや段差歩行など人間の歩行行為と見間違えるほどの自然な動きができるのだ。しかし義足がここまでの進歩をするのはある一人の日本人研究者の存在が欠かせなかった…

最先端科学で開発される義手
人間の手は数万通りの動きが可能なようにできている。そのような複雑な動きを義手で実現することはできるのだろうか。この問題を解決するべく研究が進められているの世界最先端の義手がある。その義手の発展によって、飲み物を持ったり、食事をしたりすることができるという。世界最先端の義手とは一体どのようなものなのだろうか?

手足と似ていない人工の手足
義足・義手の研究の中でちょっと変わったアプローチがあった。それは一見、本来の手や足の形とは似つかわしくない、「特殊な形」をした義手や義足を開発するというものだ。何故このような形で研究開発されているのだろうか?そしてそれらはどんな機能をもつのだろうか?


主な取材先
田澤英二さん(田沢製作所)
北山一郎さん(近畿大学)
横井浩史さん(電気通信大学)
村井雄太さん(電気通信大学)
山中俊治さん(東京大学)

トップへ戻る