ガリレオX

護衛艦いずもに乗艦! 知られざる海上自衛隊の世界

BSフジ
本放送:02月26日(日)昼11:30~12:00
再放送:03月05日(日)昼11:30~12:00

海上自衛隊の最新鋭護衛艦いずもの訓練航海に初めてテレビカメラが入った! 船体は全長248mもあり、海上自衛隊最大を誇る。 全通甲板と呼ばれる飛行甲板は、5機のヘリコプターが同時に離着艦できる広さを持つ。 格納庫は大型車両を50台並べられるほどの面積を持ち、熊本地震では物資や人員の輸送で貢献した。 普段知ることのない護衛艦の訓練航海に密着、その素顔に迫る。

護衛艦いずも とは
全長248m、幅38m、乗員約470名、海上自衛隊最新にして
最大の護衛艦が2015年3月に就役した。
全通甲板と呼ばれる飛行甲板に貫かれた独特の構造を持ち
ヘリコプターを10機以上運ぶことが出来ると言われている。
なぜ、それほどのヘリコプター運用が必要なのか?

巨大な艦内を徹底解剖
艦内には巨大な格納庫が広がり、ヘリコプター整備が地上の
基地同様に行える設備を持つ。
ヘリコプターを飛行甲板に運ぶ大型エレベーターは2つもあり
航空機運用に特化した艦艇であることがわかる。
居住区では臨時用ベッドを合わせると1000名近い人員の収容
が可能、食堂は3つもあり1食で60kgのお米を炊くという。

熊本地震での活躍
地震の発生直後、護衛艦いずもは輸送艦として北海道へ向かい
陸上自衛隊の部隊を運んだ。地震により道路が寸断された
被災地に海からの輸送力として貢献した。

病院船としてのいずも
広い医務区画は病院としての機能も充実し、手術室や集中治療室、長い航海に備え歯科治療の機器も揃えている。
首都直下型地震に備えた防災訓練では民間の医療チームがいずも
に乗り込み、海上医療拠点としての機能が確認された。


主な取材先
・護衛艦いずも
・菊池 雅之さん(軍事フォトジャーナリスト)

トップへ戻る