マダガスカル医療協力活動
日本から約12.000km離れたマダガスカルの地で、昭和大学の医療協力が2011年から8年に渡って毎年行ってきた医療活動が口唇口蓋裂の無償治療だ。形成外科・麻酔科・矯正歯科・看護師・学生を含む20名近いチームが一丸となって治療にあたってきた。
口唇口蓋裂
昭和大学の医療協力が治療を行っている口唇口蓋裂は、組織の癒合の不具合で成長の過程において発音に異常をきたすばかりでなく、様々な問題を生み出すという。マダガスカルの地にはこれまでこの病気を治療できる医師がいなかったのだ。
現れてきた活動の成果
医療協力の最大の目標は現地患者を治療するのみならず、マダガスカル人自身がマダガスカル人患者を治療すべく医師の育成を行うことだという。そして今、日本で医療を学ぶ留学生にも迫った。
昭和大学医療協力が国境を超えて行う、活動の全貌に迫る。
主な取材先
土佐 泰祥さん(昭和大学 形成外科)
中納 治久さん(昭和大学 矯正歯科)
三浦 倫一さん(昭和大学 麻酔科)