日本の政治をダメにしたのは誰だ!

氷川貴之 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書版
ページ数:
208ページ
ISBN:
9784898318188
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「長期政権の驕り」より怖い「万年野党の堕落」

日本の政治を停滞させたウイルス・野党
本質を伝えないマスコミと劣化する政治家たちが日本をダメにする

著者プロフィール

大学卒業後、取材記者として日本の政界をウォッチ。とりわけ野党の動向に注目し、月刊誌『WiLL』を中心に執筆。

目次

はじめに 「長期政権の驕り」より怖い「万年野党の堕落」

なぜ「安倍一強」が続いたのか/野党議員のネタもとは「週刊文春」?/「内ゲバ」にいそしむ野党各党/知られざる野党の素顔

 

序章 肺炎よりサクラとは論外? 安住閣下の勇み足

安住閣下、論外の大失態!/コロナよりサクラに執着/石垣質問のウラにあの男!/お得意の役人イジメ/国民民主党への〝内政干渉〟/今度は「れいわ」に擦り寄る

 

第一章 野党の醜い争いが支える「安倍一強」

「全面戦争だ!」/玉木・小沢会談の舞台裏──誰よりも軽くて担ぎやすい玉木という〝神輿〟/「小沢さんと組むしかない」/「数合わせ」を優先する枝野・福山コンビ/ベテラン議員の悲哀──裏切り者の哀れな末路(落選)/言行不一致/野党は共倒れ

 

第二章 権力とカネ─小沢一郎らしい〝奸計〟

小沢に呑み込まれる国民民主──参院第一会派に復活/枝野別動隊・元重鎮たちによる切り崩し工作/枝野の高笑い/玉木の苦悩・右往左往、小沢の怒り・苛立ち/不毛すぎる野党・枝野の秘策とは?/声を荒らげる男

 

第三章 赤松広隆(衆議院副議長)がみせた大醜態

口が軽すぎる赤松参院副議長の乱/「赤松を追いかければ、元号スクープが出せる」/官邸の苦悩/野党は〝下衆の勘繰り〟だらけ/〝いちゃもん〟をつけるだけの石破茂/維新は高笑い・大阪W選の勝因・敗因/橋下徹は「公明党を壊滅させる」と息巻いた/改憲向けての思惑通りの結果となりしか

 

第四章 辻元清美の大義なき「負け犬の遠吠え」

決められない「国民民主党」死ね/〝小沢神話〟にすがる玉木の怯え/「代々木を頼るしかない」/「衆参ダブル選挙」を覚悟して維新と妥協した公明党……/「ダブル選挙歓迎」の立民・枝野の本音とは/〝CM規制〟を人質に

 

第五章 決戦前夜──枝野幸男のカラオケ独占タイム

悪夢の枝野誕生日会──首相が無理ならNHK紅白出場か/〝勘違い男〟枝野/偽りの野党一本化/〝偽装する〟共産党/野党共通政策の偽装工作/共産党に忖度して負けた野党の自業自得

 

第六章  〝枝野ガールズ〟の生存率はミゼラブルすぎる

常勝将軍/切り札は〝令和おじさん〟/苦戦する〝枝野ガールズ〟/静岡での〝内ゲバ〟/ルビコン川を渡り、共産党と手を握った立憲・枝野

 

第七章 犬猿の二人(枝野・玉木)──「密談」の悲惨な中身

突然の枝野の方針転換/「代表選をやれ」の声を無視黙殺した枝野&福山/立憲は旧社会党と同じになってしまった?/枝野の謀略・深謀遠慮に激怒した玉木/小池の逆バージョン、立憲の〝逆踏み絵〟/立憲は〝オワコン〟

 

第八章 枝野幸男・福山哲郎コンビがTBS 「報道の自由」に圧力

報道への露骨な圧力/偽りの〝立憲主義〟──居丈高な 「訂正しろ」/迷走する統一会派名──「立憲民主党・国民フォーラム」か「立憲・国民フォーラム」か/焦点は憲法改正

 

第九章 安住淳が吠える「憲法審議より関電問題追及」

「結党」時の熱狂は失われてしまった/「共同会派」の崩壊──座席&ポストをめぐる小学生以下のいがみ合い/立憲の福山と蓮舫が仕掛けたワナに嵌まった国民民主/「憲法よりも関西電力」──「いちゃもん」野党/パフォーマンスだけの野党/予算委での追及も不発

 

第十章 逃げる枝野幸男に山尾志桜里がメスバチの一刺し!

党の結束を乱すなと若手議員に圧力/山本太郎の勉強会/オール野党議員の山本人気への「抱きつき」戦略/山本太郎の苛立ち/行き当たりばったりで不毛な揚げ足取り/立憲内・山尾志桜里からの反乱

 

第十一章 野党〝シュレッダー特捜部〟恥かき騒動記

「桜を見る会」追及の茶番/突き付けられた反証/「銀座 久兵衛」のデマ/「私物化」批判はブーメランの如く/「政権攻撃の手段」としてサクラを取り上げる野党/〝桜〟か憲法改正か

 

第十二章 決められない野党の〝合流ごっこ〟はいつまでも続くよ

破談を求めた玉木/〝安住閣下〟の暴走/国民民主のカネ目当ての枝野/「腐っても立憲民主党の看板」にすがりたい比例議員たち/玉木の「ちゃぶ台返し」で迷走する合流協議/国民から見放される野党

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