プーチンの侵攻は「正当性」はなくとも「理由」はあった!
「英米=善」の「戦争プロパガンダ」が歴史を捏造し続ける。
日本の歴史常識はもはや世界の非常識
著者プロフィール
渡辺惣樹(わたなべ そうき)
日米近現代史研究家。北米在住。1954年、静岡県下田市出身。東京大学経済学部卒。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(草思社)、『日米戦争を望んだのは誰か』(ワック)、『第二次世界大戦とは何だったのか』(PHP研究所)、『英国の闇チャーチル』(ビジネス社)など。
福井義高(ふくい よしたか)
青山学院大学教授(大学院国際マネジメント研究科)。1962年、京都市出身。東京大学法学部卒。カーネギー・メロン大学Ph.D.、米国CFA。専門分野は会計制度・情報の経済分析だが、歴史に造詣が深く、英独仏露西の各国語文献を精力的に読破。その成果をもとに『日本人が知らない最先端の「世界史」』『日本人が知らない最先端の「世界史」不都合な真実編』(祥伝社黄金文庫)を刊行。
目次
はじめに──「プロパガンダ報道」に惑わされないために 渡辺惣樹
第一章 米ネオコンに操られるウクライナ戦争
第二章 繰り返される「1984」的な「戦争プロパガンダ」
第三章 「正しい戦争」と「不正な戦争」とがあるのか?
第四章 スペイン内戦──共産主義礼賛史観を修正せよ
おわりに──米国ネオコンは二十一世紀のスターリニストだ 福井義高