日本人はアメリカを許していない

西尾幹二(評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
292ページ
ISBN:
9784898315675
アマゾンのショッピングサイトへリンクします。
アメリカは富であり、希望であり、
悪魔でもあった!

世界をリードするアメリカ。しかしそのアメリカの政治力が衰え、経済力に翳りがみえ始めている近年、アメリカの日本への態度も、庇護者から攻撃者、利己的な権益の主張者へと姿を変えつつある。それは、日本の対米外交政策も練りなおさねばならない時がきていることを意味する。そのため、わが国は十全の気力と対抗心をもって警戒にあたらなければならず、自国の歴史が劣弱だという意識を抱いていては対抗などできない。独立国家の国民がもつべき自尊心こそ、今最も日本人に求められているものである。

著者プロフィール

西尾幹二(にしお・かんじ)
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。著書に『ヨーロッパの個人主義』『ニーチェとの対話』(講談社現代新書)、『教育と自由』『わたしの昭和史』1〜2(新潮選書)、『ニーチェ』第一部、第二部(中央公論新社・ちくま学芸文庫)、『歴史を裁く愚かさ』(PHP研究所)、『国民の歴史』『西尾幹二の思想と行動』1〜3(扶桑社)、『GHQ焚書図書開封』1〜2(徳間書店)、『江戸のダイナミズム』『真贋の洞察』(文藝春秋)、『日本はナチスと同罪か』『人生の価値について』『皇太子さまへの御忠言』『「権力の不在」は国を滅ぼす』など多数。最新刊は『保守の怒り』(平田文昭氏と共著、草思社)。
HPアドレスは、http://www.nishiokanji.jp/blog/

目次

沈黙する歴史
近代戦争史における「日本の孤独」
限定戦争と全体戦争
不服従の底流
沈黙する歴史
近代戦争史における「日本の孤独」
限定戦争と全体戦争
不服従の底流
日米を超越した歴史観
『青い山脈』再考
日本のルサンチマン
日米を超越した歴史観
『青い山脈』再考
日本のルサンチマン
トップへ戻る