人生の価値について

西尾幹二(評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
312ページ
ISBN:
9784898315422
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人生に成功も失敗もない!
結局は同じものの二面にすぎない!

──幸福と不幸も、希望と絶望も、生と死も、結局は同じものの二面にすぎない──見通しなしであることが、見通しに裏切られることが、人生そのものではないだろうか。人生は偶然に支配され、何が起こるか分からないからこそ、生きるに値するのではないだろうか──いかなる成功の秘策も考えていない、だけではない。その前に、成功は果たして「価値」なのかを問うている。成功に無関心なのではなく、成功に対するのと同じ程度に、あるいはそれ以上に、失敗に関心を持っているのである──西尾幹二の決定版人生論!

著者プロフィール

西尾幹二(にしお・かんじ)
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。著書に『ヨーロッパの個人主義』『ニーチェとの対話』(講談社現代新書)、『教育と自由』『わたしの昭和史』1〜2(新潮選書)、『ニーチェ』第一部、第二部(中央公論新社・ちくま学芸文庫)、『歴史を裁く愚かさ』(PHP研究所)、『国民の歴史』『西尾幹二の思想と行動』1〜3(扶桑社)、『GHQ焚書図書開封』1〜2(徳間書店)、『江戸のダイナミズム』『真贋の洞察』(文藝春秋)、『日本はナチスと同罪か』『「権力の不在」は国を滅ぼす』『日本人はアメリカを許していない』『皇太子さまへの御忠言』『保守の怒り』(平田文昭氏と共著、草思社)など多数。
HPアドレスは、http://www.nishiokanji.jp/blog/

目次

1  無知の権利
2  自分への幻想
3  褒められること
4  成功と失敗
5  人生の評価
6  真贋について
7  虚飾について
8  ふたたび、真贋について
9  虚栄について
10  自由と混沌
11  独創性について
12  芸術と個人
13  自由と平等
14  ふたたび、自由と平等
15  自由と競争
16  自由の隠し場所
17  福音について
18  理解について
19  行為と言葉
20  思想ということ
21  書物の運命
22  無私について
23  現実について
24  運命について
25  賭けと現実
26  現実は動く
27  理想と現実
28  政治と道徳
29  統治について
30  思想の背後
31  知ってしまった悲劇
32  孤独の怒り
33  始皇帝の展覧会をみて
34  出会いの神秘
35  聖人と政治
36  ふたたび、聖人と政治
37  内政と外交
38  言葉が届かない
39  ある歴史物語(一)
40  ある歴史物語(二)
41  ある歴史物語(三)
42  ある歴史物語(四)
43  悲劇について(一)
44  悲劇について(二)
45  悲劇について(三)
46  行為と無
47  人生の主役
48  落ちていく自分
49  破滅について
50  危機の時代
51  狂気と正常
52  疾走する孤独
1  無知の権利
2  自分への幻想
3  褒められること
4  成功と失敗
5  人生の評価
6  真贋について
7  虚飾について
8  ふたたび、真贋について
9  虚栄について
10  自由と混沌
11  独創性について
12  芸術と個人
13  自由と平等
14  ふたたび、自由と平等
15  自由と競争
16  自由の隠し場所
17  福音について
18  理解について
19  行為と言葉
20  思想ということ
21  書物の運命
22  無私について
23  現実について
24  運命について
25  賭けと現実
26  現実は動く
27  理想と現実
28  政治と道徳
29  統治について
30  思想の背後
31  知ってしまった悲劇
32  孤独の怒り
33  始皇帝の展覧会をみて
34  出会いの神秘
35  聖人と政治
36  ふたたび、聖人と政治
37  内政と外交
38  言葉が届かない
39  ある歴史物語(一)
40  ある歴史物語(二)
41  ある歴史物語(三)
42  ある歴史物語(四)
43  悲劇について(一)
44  悲劇について(二)
45  悲劇について(三)
46  行為と無
47  人生の主役
48  落ちていく自分
49  破滅について
50  危機の時代
51  狂気と正常
52  疾走する孤独
53  ニヒリズムについて
54  遊戯と真剣
55  不自由への欲求
56  青年の変貌
57  自閉衝動
58  深まるニヒリズム
59  自由の恐怖
60  違反と禁止
61  真理について
62  宗教と歴史
63  古代の獲得
64  知行合一
65  歴史の死
66  行為と観照
67  歴史と文学
68  予言者の悲劇
69  インドでの戦慄
70  信じられないこと
71  人権について
72  浄、不浄の観念
73  インドの上流家庭
74  カースト制度の打倒
75  菜食主義
76  結婚の条件
77  差別の解消
78  不寛容な社会
79  差別と区別
80  個体という幻
81  裁きについて
82  自然の意志
83  意志と煩悩
84  忍苦の世界
85  宿命について
86  絶望について
87  懺悔について
88  後悔について
89  取り戻せない過去
90  希望について
91  ある体験(一)
92  ある体験(二)
93  ある体験(三)
94  ある体験(四)
95  ある体験(五)
96  自分の知らない自分
97  死の統御について
98  死の自覚について
99  自覚の限界について
100  病気の診断について
101  羞恥について
102  人生の長さについて
103  人生の退屈そして不安(一)
104  人生の退屈そして不安(二)
53  ニヒリズムについて
54  遊戯と真剣
55  不自由への欲求
56  青年の変貌
57  自閉衝動
58  深まるニヒリズム
59  自由の恐怖
60  違反と禁止
61  真理について
62  宗教と歴史
63  古代の獲得
64  知行合一
65  歴史の死
66  行為と観照
67  歴史と文学
68  予言者の悲劇
69  インドでの戦慄
70  信じられないこと
71  人権について
72  浄、不浄の観念
73  インドの上流家庭
74  カースト制度の打倒
75  菜食主義
76  結婚の条件
77  差別の解消
78  不寛容な社会
79  差別と区別
80  個体という幻
81  裁きについて
82  自然の意志
83  意志と煩悩
84  忍苦の世界
85  宿命について
86  絶望について
87  懺悔について
88  後悔について
89  取り戻せない過去
90  希望について
91  ある体験(一)
92  ある体験(二)
93  ある体験(三)
94  ある体験(四)
95  ある体験(五)
96  自分の知らない自分
97  死の統御について
98  死の自覚について
99  自覚の限界について
100  病気の診断について
101  羞恥について
102  人生の長さについて
103  人生の退屈そして不安(一)
104  人生の退屈そして不安(二)
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