台湾は日本の植民地ではなかった

黄文雄(評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
340ページ
ISBN:
9784898315408
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もしも日本人がいなければ、
今日の台湾は絶対にありえなかった!

日本は台湾から何ひとつ略奪などしていない!──近代台湾のインフラをつくり、衛生環境を飛躍的に改善した医療を施し、飢餓と瘴癘に満ちた島を産業国家に変貌させ、台湾人の教育に命を賭けた結果、いまなお敬愛され、神として祀られる「日帝」時代の日本人。日本帝国がなかったら、台湾は今でも中国最貧の地である海南島以下であり、今日の台湾はなかったと断言する著者。歪められた歴史認識を糺し、誇りと気概に満ちた日本人となれ!

著者プロフィール

黄文雄(こう・ぶんゆう)
文明史家、評論家。1938年台湾生まれ。64年来日し、早稲田大学商学部を卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響を呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開しており、次々と問題作・話題作を世に問うている。巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞を受賞。著書に『それでも中国は崩壊する』『捏造された昭和史』『韓国は日本人がつくった』『近代中国は日本がつくった』『満州国は日本の植民地ではなかった』『日中戦争は侵略ではなかった』『日本語と漢字文明』『「複合汚染国家」中国』『戦争の歴史・日本と中国』『黄文雄の大東亜戦争肯定論』(以上ワック出版)、『米中が激突する日』『命がけの夢に生きた日本人』など多数がある。

目次

序章 歪められた歴史認識 第1章 日本の台湾経営は「侵略」ではなかった
  • 1 台湾は中国の領土ではなかった
  • 2 解放軍として迎えられた日本軍
第2章 台湾は日本の植民地ではなかった
  • 1 時代の必然だった日本への台湾割譲
  • 2 植民地支配ではなかったこれだけの理由
  • 3 「日台一如」に至る歴代総督の統治政策
第3章 近代台湾のインフラをつくった日本人
  • 1 土地所有権を確立し、紛争を解消した社会改革
  • 2 台湾近代化の基盤となった鐵道建設
  • 3 人流・物流の革命をもたらした道路敷設
  • 4 毒水を飲み水に変えた上下水道整備
  • 5 不毛の地を穀倉地帯に変えた嘉南大圳
  • 6 台湾の工業化を促進した日月潭水力発電
  • 7 海外への門戸、基隆港の築港
  • 8 華麗なる近代都市をつくりあげた人々
第4章 台湾の衛生環境を飛躍的に改善した医療と医師たち
  • 1 台湾は風土病の地だった
  • 2 日本の台湾統治により疫病が激減
  • 3 瘴癘退治に燃えた日本人医師
  • 4 アヘン撲滅策の成功
  • 5 台湾を医者の世界的産地にした医学教育
  • 6 医学界を襲った「二・二八の悲劇」
第5章 飢餓の島を産業国家に変えた日本人
  • 1 原住民の開化に努めた日本人
  • 2 山岳探検と森林開発の先駆者となる
  • 3 台湾の米作に貢献した人々
  • 4 砂糖を最大の輸出品にした砂糖キビ栽培
第6章 台湾人の教育に命を賭けた日本人
  • 1 こうして教育革命が始まった
  • 2 いまなお慕われている日本人教師
  • 3 日本語教育が近代化の基礎を築いた
  • 4 台湾に文化を育んだ功労者たち
  • 5 歌い継がれる「サヨンの鐘」
第7章 いまも台湾に残る日本精神
  • 1 日本人村が残した開拓精神
  • 2 自然と郷里を愛する精神
  • 3 勇気と愛国精神を教えた警察官
  • 4 冒険精神を与えた日本人
  • 5 慈愛を教えた日本人
  • 6 台湾の地に骨を埋める覚悟
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