これまでの500年とこれからの250年を読む!
日本の“自信”が湧いてくる!
日本の“自信”が湧いてくる!
世界史における日本の意味と意義も分からずに、21世紀の日本の在り方に確固たる自信は持ちえないし、また日本の進むべき道など見えるはずもない─という著者。個々の事件は水滴だが、歴史は「日本という名の虹」だという発想で、過去と現在と未来の歴史を描く。これまでの500年と、これからの250年の在るべき姿を縦横に論じた渡部史観の結晶!
著者プロフィール
渡部昇一(わたなべ・しょういち)
上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr. phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。著書に『英文法史』などの専門書のほか、『文科の時代』『知的生活の方法』『日本史から見た日本人』『指導力の差』『「東京裁判」を裁判する』『日本は「侵略国家」ではない!』『「パル判決書」の真実』『「戦後」混迷の時代に』『知的生活の方法・音楽篇』(渡部玄一・共著)などの話題作やベストセラー多数がある。
目次
序章 日本という「虹」を見よ──「水玉研究」では「虹」は見えない
第1章 世界初の啓蒙君主・信長の遺産──「日本的ファウスト精神」の誕生と継承
1 世界史を一変したゲルマン「無限への欲求」精神
2 西欧に三百五十年先駆けた信長の知略
3 信長とフランス革命の啓蒙精神
4 鎖国下でも成熟し続けた日本人の知力
第2章 世界史の分水嶺となった日露戦争──日本が「白人の時代」の流れを変えた
1 黒船に屈しなかった「イメージ力」の凄さ
2 日露戦争はコロンブス以来の歴史的転換点
第3章 日本を開戦に追い詰めた四つの理由──人種差別・満洲建国・太平洋戦争の真実
1 膨れあがるアメリカの対日憎悪
2 大恐慌をもたらした保護貿易主義
3 日本陸軍を暴走させた二つの脅威
4 「二重政府」を生んだ明治憲法の欠陥
5 四つの開戦要因は消滅した
序章 日本という「虹」を見よ──「水玉研究」では「虹」は見えない
第1章 世界初の啓蒙君主・信長の遺産──「日本的ファウスト精神」の誕生と継承
- 1 世界史を一変したゲルマン「無限への欲求」精神
- 2 西欧に三百五十年先駆けた信長の知略
- 3 信長とフランス革命の啓蒙精神
- 4 鎖国下でも成熟し続けた日本人の知力
第2章 世界史の分水嶺となった日露戦争──日本が「白人の時代」の流れを変えた
- 1 黒船に屈しなかった「イメージ力」の凄さ
- 2 日露戦争はコロンブス以来の歴史的転換点
第3章 日本を開戦に追い詰めた四つの理由──人種差別・満洲建国・太平洋戦争の真実
- 1 膨れあがるアメリカの対日憎悪
- 2 大恐慌をもたらした保護貿易主義
- 3 日本陸軍を暴走させた二つの脅威
- 4 「二重政府」を生んだ明治憲法の欠陥
- 5 四つの開戦要因は消滅した
第4章 日本敗戦が実現した「逆説」──現代史の壁を突き破った力
1 「歴史の逆説」を実現した国
2 日本が叩き潰した人種差別の思想
3 日本の技術力なくしてソ連崩壊はなかった
第5章 世界史における「日本の時代」──文明史から見たこれからの250年
1 工作機械を制する国が世界を制す
2 歴史の法則が示す「日本の時代」
3 世界が「日本化」する具体的イメージ
第6章 日本は「世界の師」たりうるか──伝えるべき日本のメッセージとは何か
1 何をもって「世界の師」となるか
2 「刷込み」が作った日本文化の価値
3 コラボレーションこそ日本の道
第4章 日本敗戦が実現した「逆説」──現代史の壁を突き破った力
- 1 「歴史の逆説」を実現した国
- 2 日本が叩き潰した人種差別の思想
- 3 日本の技術力なくしてソ連崩壊はなかった
第5章 世界史における「日本の時代」──文明史から見たこれからの250年
- 1 工作機械を制する国が世界を制す
- 2 歴史の法則が示す「日本の時代」
- 3 世界が「日本化」する具体的イメージ
第6章 日本は「世界の師」たりうるか──伝えるべき日本のメッセージとは何か
- 1 何をもって「世界の師」となるか
- 2 「刷込み」が作った日本文化の価値
- 3 コラボレーションこそ日本の道