齢をとることは素晴らしい!
今からでも遅くない!
金美齢流人生の歩き方
今からでも遅くない!
金美齢流人生の歩き方
素晴らしい老後が約束される特別な方法はありません。どのような老後を迎えるかは、どのように生きてきたかという結果だと受け止めるべきです。厳しい言い方をすれば、老後の貧困も孤独も、自ら歩んだ道程の終着点です。今の日本人の人生は長く、いくつになっても自分を磨くことができます。喜びをかみしめ、怒りにうちふるえ、哀しみを乗り越え、楽しみを見いだす。喜怒哀楽の数が人生を美しく磨きあげるのです! アンチ・エイジングではない! 金美齢さんが教える年齢の重ね方、人生の磨き方!
著者プロフィール
金美齢(きん・びれい)
評論家。1934年、台湾生まれ。1959年、早稲田大学第一文学部英文科に留学。1971年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。1975年より英・ケンブリッジ大学客員研究員。早稲田大学講師などを経て、評論家としてテレビ、雑誌等で活躍。JET日本語学校理事長。2000年5月〜2006年5月まで台湾総統府国策顧問。主な著書に、『鬼かあちゃんのすすめ』『夫婦純愛』(小学館)、『凛とした生き方』『凛とした日本人』(PHP研究所)、『戦後日本人の忘れもの』『日本人の覚悟』『私は、なぜ日本国民となったのか』(ワック)などがある。
目次
第1章 人生の喜び、人と出会う喜び ──歳を経るごとに輝く一生ものの友情、信頼- 「金さまに言われた言葉がずっと心に残っていました」
- 大家族から学んだ人間関係の機微
- 運命の男性との出会い
- 歳を経るごとに輝く一生ものの友情
- 育児を理由に、自分の人生に妥協しないと心に決めた
- わが家の子育てルール
- 仕事上の関係も信頼や友情をプラスした関係に
- 私のほうが、よほど真のラディカリストだ
- 台湾人二万八千人が虐殺された二・二八事件
- 早稲田大学第一文学部に留学する
- 私の魂を揺さぶった『台湾青年』
- パスポートを奪われ警察に追われて
- つまらないケンカをしない、ケンカはエレガントにする
- 堀江貴文さんは世の中をなめている!
- NHKスペシャル裁判騒動
- 台湾人に生まれた悲哀
- 台湾語、日本語、中国語の間にあって、どの言葉も中途半端
- パスポートのない人間の不安と屈辱感は、言葉では伝わらない
- 日本パスポートは〝五つ星〟のパスポート
- 李登輝さんは本物の指導者と確信した
- 台湾の選挙は候補者は命がけ、有権者にとっては重い一票
- 台湾人であることを捨てた日
- 日本人にとって台湾がいかに大切かを、日本人として訴えたい
- 外国人地方参政権の恐ろしさ
- 最愛の人との永遠の別れ
- 美食は朝食から始まる
- 値段より、好きなものを選び揃える手間、それを楽しむ
- 自分のおしゃれを確立する
- 色恋なしの異性の友達を持とう
- たかがテレビ、されどテレビ
- 「飯食いねぇ、食いねぇ」と人をもてなす
- 若い人たちの支援をするのが高齢者の務め
- 「美齢塾」という人生最後の仕上げの仕事
- 「ありがとう台湾オリジナルTシャツ」
- 真夏の夜の夢