私の愛した巨人

清武英利(前巨人軍球団代表兼GM) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
264ページ
ISBN:
9784898316542
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育成力はかつてないほどに蓄えられている!
だから選手、コーチ陣を守るため、
たった一人で立ち向かった!

一時どん底だった巨人は、補強と若手の台頭で2007年からリーグ3連覇を果たした。山口鉄也、松本哲也、長野久義、澤村拓一と、2008年から4年連続で巨人から新人王を輩出している。日本プロ野球の歴史に残る新記録である。渡邉会長には「たかが選手」という発言があったが、「たかが江川」「たかがファン」という底意を聞いた以上、この鶴の一声を受け入れるわけにはいかないと思った。巨人軍は誰のものか。職を賭して闘った著者の叫び!

著者プロフィール

清武英利(きよたけ・ひでとし)
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、読売新聞社に入社。社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より、読売巨人軍球団代表兼編成本部長。2011年11月18日専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任される。著書に、『会長はなぜ自殺したか』『会社がなぜ消滅したか』『豊田市トヨタ町一番地』(以上、新潮社、共著)、『巨人軍は非情か』(新潮社)、『こんな言葉で叱られたい』(文春新書)などがある。

目次

Ⅰ 野球は幸せか
  • 「喜」と「楽」のフィールド
  • 数霊の存在
  • スカウトの時代
  • トレードと情
  • 挑戦試合
  • 喧嘩野球
  • 「叱られ」オビスポ
  • 「国民打者」へのメール
  • やっぱりカープじゃけえ
  • 球団支店論
  • 「自衛隊」は怒っている
  • テストを受けたスカウト
  • 野球の神さん
  • 見栄の捨て時
  • 待つことをしない
Ⅱ 流れる水は新しい
  • 借助外脳
  • 小笠原家からの手紙
  • ドミニカ奮戦日報〈前編〉
  • ドミニカ奮戦日報〈後編〉
  • 技術統合
  • 飛雄馬の穴
  • 百一枚の絵馬
  • 係長が人を創る
  • 日本男児のキャンプ
  • 白いユニホーム
Ⅲ 金魚鉢の底から
  • 奪い、奪われ
  • 内発的動機
  • 「入り口」と「出口」の間
  • もう一人のクルーン
  • 天国へのチケット
  • コーチ道
  • アジアのあこがれ
  • ホームランのサイン
  • 監督は眠れない
  • 興行を超えるとき
  • もっとゲームを──。
  • 努力の音
  • じゃんけん入社
  • キミはタザワを見たか
  • ドーハの教訓
  • 韓国はなぜ勝てたか
  • 若者救済力
  • 感泣の日
  • 幸せセレンディピティ
  • やってみなはれ
  • B群育成論
  • それぞれの道
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