自らの身は顧みず

田母神俊雄(前航空幕僚長) 著
定 価:
本体1400円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
248ページ
ISBN:
9784898311288
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私は「日本がよい国だ」と
言ったら解任された!

アパ論文が原因となり、退職に追い込まれた田母神前航空幕僚長。一自衛官を葬り去ることで幕引きを図った政府が、議論を避けたがった田母神論文の真意とはどこにあるのか――?
「誰が『悪い国』を命を懸けて守ろうとするだろうか、国を愛することを禁じるような歴史観のままでは、日本はいずれ滅びる」という本書の言葉の通り、“歴史認識と安全保障の問題”こそ、田母神氏が最も訴えたかった事と言える。日本の国家再生には、歴史観の転換が必要であり、歴史認識こそ、日本の安全保障を決める!

著者プロフィール

田母神俊雄(たもがみ・としお)
1948年福島県生まれ。67年防衛大学校入学。71年防衛大学校(第15期)電気工学科卒、航空自衛隊入隊。若い時分はナイキ(地対空ミサイル)部隊で勤務、その後航空幕僚監部厚生課長、南西航空混成団司令部幕僚長、第六航空団司令、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、2007年3月航空幕僚長。2008年11月定年退官。

目次

第1章 歴史を捻じ曲げる政治の責任
南京大虐殺はなかった
逐次強化されていった戦後日本の左翼下傾向
歴史的経緯を無視したお門違いの議論
「靖国問題」を乗り越えられない日本政府
「村山談話」は破棄されなければならない
栗栖統幕議長解任の後遺症
積極的発言は自衛官の義務
教育は「強制」から始まる
東大五月祭で歴史講義
海外でも日本の立場を代弁
中国軍幹部と必死の歴史論争
国会参考人招致は、まやかしと言うほかない
第2章 国会に参考人として招致されて
「立法府に対する挑戦だ」
二度に渡って発言を制限された
「村山談話」は言論弾圧の道具
目からウロコの歴史講座
日本ほどシビリアンコントロールがしっかりしている国はない
前へ出る勇気を
精強な自衛隊は国民国家のため
第3章 「日本は悪くない」
「背広」と「制服」がいがみ合っていてよいのか
戦前の中国大陸への日本軍駐留は、条約に基づいている
コミンテルンの謀略にはまった日本
ハル・ノートの筆者も共産主義者だった
軍紀厳正だった日本軍
世界中で情報工作を仕掛ける中国
「従軍慰安婦」も「南京大虐殺」も真っ赤なウソ
無実の罪を着せられてきた日本
第1章 歴史を捻じ曲げる政治の責任
  • 南京大虐殺はなかった
  • 逐次強化されていった戦後日本の左翼下傾向
  • 歴史的経緯を無視したお門違いの議論
  • 「靖国問題」を乗り越えられない日本政府
  • 「村山談話」は破棄されなければならない
  • 栗栖統幕議長解任の後遺症
  • 積極的発言は自衛官の義務
  • 教育は「強制」から始まる
  • 東大五月祭で歴史講義
  • 海外でも日本の立場を代弁
  • 中国軍幹部と必死の歴史論争
  • 国会参考人招致は、まやかしと言うほかない
第2章 国会に参考人として招致されて
  • 「立法府に対する挑戦だ」
  • 二度に渡って発言を制限された
  • 「村山談話」は言論弾圧の道具
  • 目からウロコの歴史講座
  • 日本ほどシビリアンコントロールがしっかりしている国はない
  • 前へ出る勇気を
  • 精強な自衛隊は国民国家のため
第3章 「日本は悪くない」
  • 「背広」と「制服」がいがみ合っていてよいのか
  • 戦前の中国大陸への日本軍駐留は、条約に基づいている
  • コミンテルンの謀略にはまった日本
  • ハル・ノートの筆者も共産主義者だった
  • 軍紀厳正だった日本軍
  • 世界中で情報工作を仕掛ける中国
  • 「従軍慰安婦」も「南京大虐殺」も真っ赤なウソ
  • 無実の罪を着せられてきた日本
第4章 不磨の大典となった「村山談話」
  • 「大東亜を米英の桎梏より解放する」
  • 日本はアジア独立の母
  • 素性が悪い「謝罪決議」と「村山談話」
  • 中国の侮日的態度は、「近隣諸国条項」を設けてから
  • マスコミも国益を守る必要がある
  • 英国も自虐史観に悩んでいた
  • バンドン会議で謝罪の愚
  • 日本人はかつて美しかった
第5章 日本の防衛体制のお粗末さ
  • 「志は高く熱く燃える」
  • ブルーリボンを胸に
  • 国防の基盤は愛国心
  • 専守防衛は非現実的な戦略だ
  • ダッカ事件後に日本人拉致が急増
  • 自衛隊は警察官と同じ?
  • 「国民の救出」ができない自衛隊
  • 空自の敵地攻撃能力の現状
  • 「東シナ海には触れるな」
  • 軍は国家の大黒柱
  • 「同盟」とは共に血を流すこと
  • 国際関係は性悪説が前提
第6章 精強な自衛隊をどうつくるか
  • 自衛隊を国際基準の「軍」とするのは政治の責任
  • 核シェアリングに踏み出せ
  • 制服自衛官に名誉を
  • “第二の戦場”と言える日本の国内状況
  • 望まれる幹部学校への留学生誘致
  • 軍隊は国の名誉と一心同体
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