裕次郎時代

百瀬博教(作家・詩人) 著
定 価:
本体1600円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
348ページ
ISBN:
9784898311080
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裕次郎に愛され、その全盛時代を
共に過ごした男の回顧録!

石原裕次郎、没後20年の記念出版。裕次郎とその全盛時代をともにすごした著者の“裕次郎(あにき)との黄金の日々”。「あにき」「ヒロ坊」と呼び合う師弟関係にあったからこそ書ける、素の裕次郎のエピソードが多数収められている。裕次郎が兄・慎太郎に「弟はおれより文章がうまい」と言わしめるほどの名文家、読書家であったことや、大の民謡好きで、高校生ながら佐渡島や山中温泉まで足を伸ばしていたことなど、“大スター裕次郎”とは違う意外な面を知ることができる。本書で語られる裕次郎は、気遣いと優しさとユーモアに溢れ実に魅力的な人物だったことが分かる。

著者プロフィール

百瀬博教(ももせ・ひろみち)
昭和15年2月20日、東京柳橋生まれ。作家、詩人。俠客の家に生まれ、19歳のころより伝説のナイトクラブ「ニュー・ラテン・クォーター」にて用心棒をつとめる。その後、石原裕次郎の知遇を得てボディガードに。28歳のときに拳銃不法所持で秋田刑務所に下獄し、6年を過ごす。出獄後、『詩集 絹半纏』を上梓。著書に『不良日記』(草思社)『不良ノート』(文藝春秋)『私の東京』E・G・サイデンステッカー氏との共著(富士見書房)『まちがっていない』(マガジンハウス)『プライドの怪人』(幻冬舎)『昭和不良写真館』(ワック出版)など。

目次

第1章 伝説の始まり 第2章 石原慎太郎、芥川賞受賞 第3章 映画『嵐を呼ぶ男』封切り 第4章 建築写真文庫『ナイトクラブ』 第5章 裕次郎との出逢い 第6章 『平凡』臨時増刊『あなたの裕次郎』発売 第7章 立教大学相撲部にて 第8章 裕次郎スキー場にて骨折 第9章 裕次郎の用心棒 第10章 裕次郎との黄金の日々 第11章 外国旅行の想い出 最終章 裕次郎との別れ あとがき 裕次郎の死
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