
ソニーを応援団にした「世界を変える経営者」!
史上最年少でゴールドマン・サックスの共同経営者となった松本が、古巣を飛び出してネット証券会社を設立した。世界のソニーから資本を引き出すまでの経緯、ネット株取引など、力強いe哲学。
著者プロフィール
松本大(まつもと・おおき)
マネックス証券社長。1963年生まれ。87年東京大学法学部卒業、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券に入社。90年ゴールドマン・サックス証券に移り、94年史上最年少で同社ゼネラル・パートナー(共同経営者)。99年4月、ソニーと共同出資でマネックス証券を設立。マネックスのホームページ ⇒ http://www.monex.co.jp /
武田信二(たけだ・しんじ)
TBS報道局経済部長。1952年生まれ。75年京都大学経済学部卒業、毎日新聞社入社。社会部、政治部、経済部を経て、91年TBS入社。
目次
第1章 転機、そして決断
◇いまなぜ、日本の証券界なのか
「プロジェクト・ビッグバン」を立ち上げた
ビッグバンの全容が見えた
日本経済の歪みを痛感
タイム・イズ・マネー、善は急げ
◇世界のソニーと組んだ経緯
「検討させましょう」
資本的に独立したい
突然のテレビ報道におお慌て
◇ソニーをプラットホームに
自前で最小限の書類づくり
「ソニーがマネックスに占領された」
COLUMN マネックスの仲間たち①
第2章 インターネットとトレーディング
◇ネット証券に駆り立てたもの
直接金融にシフトせよ
「預貯金は安全」は誤解
インターネットはとてつもないインフラ
ネット証券の利用は加速度的に増える
株の「素人」であることが強み
◇ネット証券会社淘汰のなか
女性のネットユーズ
「ターゲット」の将来性
強力な経営上の賛同者
◇ サービス競争 での勝算
広告宣伝費の削減
たかが金融、 されど はない
◇インターネットというインフラ
ネット・ビジネスは分業のイメージ
プラスとマイナスを考えよ
◇ネット上のトラブルにどう対処するか
ネット・ビジネスの芽を絶やさないために
ユーザー側の視点をどれだけ持てるか
◇トレーディングとリスクヘッジ
ゴールドマン・サックスで学んだこと
「損切り」派か「利食い」派か
トレーダーの向き不向き
トレーダーはクイズが好き
リスクをどう考えるか
究極の錬金術と「LTCM」
COLUMN マネックスの仲間たち②
第1章 転機、そして決断
- ◇いまなぜ、日本の証券界なのか
- 「プロジェクト・ビッグバン」を立ち上げた
- ビッグバンの全容が見えた
- 日本経済の歪みを痛感
- タイム・イズ・マネー、善は急げ
- ◇世界のソニーと組んだ経緯
- 「検討させましょう」
- 資本的に独立したい
- 突然のテレビ報道におお慌て
- ◇ソニーをプラットホームに
- 自前で最小限の書類づくり
- 「ソニーがマネックスに占領された」
- COLUMN マネックスの仲間たち①
第2章 インターネットとトレーディング
- ◇ネット証券に駆り立てたもの
- 直接金融にシフトせよ
- 「預貯金は安全」は誤解
- インターネットはとてつもないインフラ
- ネット証券の利用は加速度的に増える
- 株の「素人」であることが強み
- ◇ネット証券会社淘汰のなか
- 女性のネットユーズ
- 「ターゲット」の将来性
- 強力な経営上の賛同者
- ◇ サービス競争 での勝算
- 広告宣伝費の削減
- たかが金融、 されど はない
- ◇インターネットというインフラ
- ネット・ビジネスは分業のイメージ
- プラスとマイナスを考えよ
- ◇ネット上のトラブルにどう対処するか
- ネット・ビジネスの芽を絶やさないために
- ユーザー側の視点をどれだけ持てるか
- ◇トレーディングとリスクヘッジ
- ゴールドマン・サックスで学んだこと
- 「損切り」派か「利食い」派か
- トレーダーの向き不向き
- トレーダーはクイズが好き
- リスクをどう考えるか
- 究極の錬金術と「LTCM」
- COLUMN マネックスの仲間たち②
第3章 ウォール・ストリートの英雄たち
◇多感な少年時代に目指したもの
校長訓戒を食らった おちゃらけ小僧
物理学者と医者を断念
◇青年期になにを体験したか
学生時代はアルバイトの日々
アメリカでのショック、そして挫折
◇アメリカの金融会社を選んだ理由
緩やかな波は退屈
不可効力 は肌に合わない
◇ソロモンでの武者修行
「ブラック・マンデー」下での研修生活
秘密裏の 特殊部隊 に入隊
英雄・メリウェザーから学んだこと
◇ソロモンからゴールドマン・サックスへ
ソロモンでの東京生活
うそつき上司 に辞職を決意
◇史上最年少のパートナー
マザーマーケットに飛び込むチャンス
ゼロからのビジネスが大成功
COLUMN マネックスの仲間たち③
第4章 eコマースの未来
◇組織をどのようにつくりあげるか
「私をクビにできる人間がほしい」
ドッグイヤー時代の柔軟な組織
◇日本の金融界をどう見るか
「ベクトル」を示さない日本の経営陣
◇日本型金融行政
ポスト制は負の遺産
人が動けば組織も変わる
◇ネット証券のこれから
東証の頑張りに期待
単位株制度はネック
◇「IF I CAN DREAM」
決済業務に注目
アプリケーションが重要
IT技術をどう使うか
Eコマースのプラットホームになる
COLUMN マネックスの風景
第3章 ウォール・ストリートの英雄たち
- ◇多感な少年時代に目指したもの
- 校長訓戒を食らった おちゃらけ小僧
- 物理学者と医者を断念
- ◇青年期になにを体験したか
- 学生時代はアルバイトの日々
- アメリカでのショック、そして挫折
- ◇アメリカの金融会社を選んだ理由
- 緩やかな波は退屈
- 不可効力 は肌に合わない
- ◇ソロモンでの武者修行
- 「ブラック・マンデー」下での研修生活
- 秘密裏の 特殊部隊 に入隊
- 英雄・メリウェザーから学んだこと
- ◇ソロモンからゴールドマン・サックスへ
- ソロモンでの東京生活
- うそつき上司 に辞職を決意
- ◇史上最年少のパートナー
- マザーマーケットに飛び込むチャンス
- ゼロからのビジネスが大成功
- COLUMN マネックスの仲間たち③
第4章 eコマースの未来
- ◇組織をどのようにつくりあげるか
- 「私をクビにできる人間がほしい」
- ドッグイヤー時代の柔軟な組織
- ◇日本の金融界をどう見るか
- 「ベクトル」を示さない日本の経営陣
- ◇日本型金融行政
- ポスト制は負の遺産
- 人が動けば組織も変わる
- ◇ネット証券のこれから
- 東証の頑張りに期待
- 単位株制度はネック
- ◇「IF I CAN DREAM」
- 決済業務に注目
- アプリケーションが重要
- IT技術をどう使うか
- eコマースのプラットホームになる
- COLUMN マネックスの風景