タバコはこんなに素晴らしい!
「ヒステリックな禁煙運動に引き摺られてはならない、我々は悠然とタバコを吸えばいい──」と、新しい“喫煙者のあり方”を提示する筒井康隆氏、文豪開高健とのエピソードを交え、「タバコを吸わない人生なんて大人の人生じゃない」と断言する島地勝彦氏、「『北の国から』は43万本のマイルドラークによって書けた」と倉本聰氏──。タバコを愛し、タバコと歩んだ人生が語られる本書。また、「正義」がいかに恐ろしいものか、秦郁彦、柳家喬太郎、浅田次郎、山折哲雄氏ら豪華執筆陣が指摘する。愛煙家待望の第二弾!
著者プロフィール
喫煙文化研究会(きつえんぶんかけんきゅうかい)
「タバコは文化である」と考える喫煙愛好者が集い、人と喫煙の関係を、文化・社会・環境・健康など様々な角度から論議・検討する会。
目次
タバコと歩んだわが人生- ま、今日も笑って一服…… 筒井康隆
- 煙草を吸わない人生なんて、大人の人生じゃない 島地勝彦
- 煙草は死んでも指先から離すな 西部邁
- 僕は煙草を吸う 倉本聰
- 少なすぎるサンプル 徳岡孝夫
- 紫煙をくゆらす肖像 諏訪澄
- 異様な肺ガンの急増ぶり 秦郁彦
- タバコの害について 山本夏彦
- 煙管の雨がやむとき 柳家喬太郎
- タバコとピストル 浅田次郎
- いぜんとして天晴れ 山折哲雄
- 色里の夢は煙か 杉浦日向子
- 喫煙所 金田一秀穂
- キセルの芸談 渡辺保
- たばこの美女 畑正憲