禁煙ファシズムに“待った!”
「健康になることを生きる目的にするのは、まさに“健康のために死ねるバカ”」と、人生の目的をはき違えた健康ブームに対し問題提起する倉本聰氏、「副流煙の問題は科学詐欺であり、憲法13条の幸福追求権を制限する禁煙運動は憲法違反である」と、魔女狩りのような禁煙運動に警鐘をならす武田邦彦氏と池田清彦氏、「受動喫煙=悪」の図式を作りだした平山論文の?を暴いた秦郁彦氏──。「健康増進」を大義名分にした禁煙・嫌煙の大合唱に反論する、愛煙家待望の『愛煙家通信』第4弾!
著者プロフィール
喫煙文化研究会(きつえんぶんかけんきゅうかい)
「タバコは文化である」と考える喫煙愛好者が集い、人と喫煙の関係を、文化・社会・環境・健康など様々な角度から論議・検討する会。
目次
【巻頭エッセイ】- ■倉本 聰…たばこは三本目の腕、そして二個目の脳である
- ■溝呂木雄浩…日本国家は「喫煙権」を認めている
- ■武田邦彦×池田清彦…禁煙すると離婚が増加する
- ■岩見隆夫×猪瀬直樹…喫煙者を締め出し、がれきも受け入れない……不寛容な社会の不健全さを叱る
- 毛沢東
- 樋口一葉
- ■秦 郁彦…たばこ殲滅運動の理論的支柱「平山論文」の不都合な真実
- ■小谷野 敦…禁煙ファシズムの優生学
- ■梶浦恭生…パイプの愉しみ
- ■諏訪 澄…健康フェティシズムを嗤う──「有名禁煙薬、服用者が自殺していた」(『週刊朝日』)を読んで……。
- ■湯浅 博…医者の若死に出家の地獄
- ■須田慎一郎…「受動喫煙防止法」の“正義"を問う
- 愛煙家の私にも言わせて!
- たばこはそんなに悪いのですか?喫煙文化研究会シンポジウム