日本の道をゆこう
「日本出動」は焦眉の急だ!
「日本に学べない国」中国の悲哀
そして「新しいアベノミクス」論の始まり──
日本が発信する世界のローカリズム
安倍首相は世界のリーダー
著者プロフィール
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。近著に『こうして、2016年、「日本の時代」が本格的に始まった!』(ワック)、『トランプなんか怖くない』(悟空出版)など。
目次
はじめに──「日本の道」をゆこう
第一章 「新しい戦後」が始まり、世界は激動する
- 田舎の一年より京の三日
- 一人新聞社、一人テレビ局の時代
- 日本はなぜ腰抜け外交なのか?
- イギリスのEU離脱
- 伊勢志摩サミットに想う
- キリスト教と日本教
- 日本人の覚悟を伝えよ
- 捨て身の覚悟はあるか
- 「日本出動」は焦眉の急!
- 日本が先導する新世界秩序
第二章 「日本人精神」は甦り、世界に広がる
- 「お人好し」日本人
- なぜ日本は評価できないのか
- 先頭を歩く喜び
- 日本のタテ直しと世界
- 直感力を重んじよ
- 絵馬で分かる日本の常識
- 「過去」はこうして供養しよう
- 日本が発信する世界のローカリズム
- 「日本に学べない国」中国の悲哀
第三章 「アベノミクス」と「トランプノミクス」で、世界は再興するか
- TPPはいずれ雲散霧消する
- TPPは雲散霧消させ、〝関税自主権〟を回復しよう
- 第三の矢
- 公共事業より民間事業を
- 一億総活躍=さあみんな、働こう!
- ふるさと納税の思い出 今、もう一度、提言する
- 「新魅力の創造」こそ成長戦略
- 米大統領選で問われた中流精神
- 「バラまけど踊らず」の理由
- 内閣改造と「国民の出番」
- 強欲より消費主導経済を
- 安倍首相は世界のリーダー
- 「新しいアベノミクス」論の始まり
- アベノミクスより先に論ずべきこと
- アベノミクスの次に目指すべきもの
第四章 中国の「歴史認識」は哀れなものとして、世界に知れ渡る
- いつの間にか勝利していた〝日本思想〟
- 問題が解決すれば関係もよくなる
- 日本版NSCに欠けているもの
- マスコミだけが知らない「異次元外交」
- 景気回復のカギは「自立精神」
- 出産・育児は最高の国際貢献
- 習近平時代の中国を見る新しい眼鏡
第五章 日本人よ、「優位戦思考」&「脱アカデミズム」で、世界に羽ばたけ
- 脱アカデミズムの「夢想剣」
- アメリカに文部省がない理由
- 「頼もしい人」の条件
- 法令順守病に罹っている日本
- スポーツをカネのなる木に
- 「楽しく戦う」日本になろう
- 「目指せ金メダル」の功罪